東京教育道2
2005年2月21日このところ、教員採用試験の勉強を相変わらず続けている。就活に力を入れないのは、「積み重ねている」という錯覚に陥ってるからのかもしれない。 このまま教育実習を終え、教員免許を手にし、教採をうけたとしても、中学なら社会科、高校なら地歴公民だが、倍率は80倍くらいだ。はっきしいって無理だ。しかしそろそろ団塊の世代教員の大量引退で、教員不足が確実に起きる予測がたてられてきた。或いはもう1年頑張って小学校免許をとるか。でも公教育のクズぶりは自分が一番良く知っているはず。創造性を発揮できる場ではないことなどわかっている。だけど挑戦するか、それとも自分を活かすために塾産業とかのほうがいいのか。教育という道には心の決断がつきまとう。
それにしても教採の勉強のくだらないこと。教師目指す者ならこれくらいはこなすべきなのだろうが、他にやることあんだろうがと思う。こういう教職課程は、教師から人間性を奪うんではないか。まあ文句があるならやめろ、だろうからな。こなした後で本格的な批判はしたいところだがね。
教育法規の暗記をこなしている。教育基本法、憲法、学校教育法、と暗記してきた。施行法や特例法、公務員法もやんきなきあな。
教育基本法ってのは、教育界の憲法ともいえるもので、日本国憲法とすごくリンクしてるのがわかる。日本人を形成していた戦前の軍国教育を完全にぶっつぶしたものだからだ。自民党の改憲論において、教育基本法改正問題も同時に議論されているのはそのためである。だって憲法だけ書きかえても何にもなんないもんね。具体的な施策につなげていかなきゃさ。 改憲論には賛否あるけど、僕はやっぱり反対かな。この国にまだ希望が残る選択は、現憲法維持だと思うよ。支配には違いないけど、改憲することによってその支配がより強者に都合いい者にはなるだろうからね。弱者は、強くなれないのならそれらしく生きるか死ね、というわけだが、弱者は美しくないということを知りながら僕はでも、強さをひけらかす醜悪な強者が大嫌いなんだ。抜いた剣は強者にこそ使用しろ、だ。 改憲は、史上初の国民投票によって過半数を得なければ出来ないことになっている。だからこの国史上初の「国民投票」が、どういうルールで行われるか、にかかっている。有権者の過半数か、投票者の過半数なのか。議論に注目したい。 もうおまえら、どっちでもいい、じゃだめだぜ。選挙じゃないんだから、「投票したい人がいなかった」じゃ逃げられない。自分の国の憲法だぞ、指針だぞ。自分らで決めなきゃだめだよ。 ここ数年の政局は、この国の民主主義が試されている過程なのだよ。
それにしても教採の勉強のくだらないこと。教師目指す者ならこれくらいはこなすべきなのだろうが、他にやることあんだろうがと思う。こういう教職課程は、教師から人間性を奪うんではないか。まあ文句があるならやめろ、だろうからな。こなした後で本格的な批判はしたいところだがね。
教育法規の暗記をこなしている。教育基本法、憲法、学校教育法、と暗記してきた。施行法や特例法、公務員法もやんきなきあな。
教育基本法ってのは、教育界の憲法ともいえるもので、日本国憲法とすごくリンクしてるのがわかる。日本人を形成していた戦前の軍国教育を完全にぶっつぶしたものだからだ。自民党の改憲論において、教育基本法改正問題も同時に議論されているのはそのためである。だって憲法だけ書きかえても何にもなんないもんね。具体的な施策につなげていかなきゃさ。 改憲論には賛否あるけど、僕はやっぱり反対かな。この国にまだ希望が残る選択は、現憲法維持だと思うよ。支配には違いないけど、改憲することによってその支配がより強者に都合いい者にはなるだろうからね。弱者は、強くなれないのならそれらしく生きるか死ね、というわけだが、弱者は美しくないということを知りながら僕はでも、強さをひけらかす醜悪な強者が大嫌いなんだ。抜いた剣は強者にこそ使用しろ、だ。 改憲は、史上初の国民投票によって過半数を得なければ出来ないことになっている。だからこの国史上初の「国民投票」が、どういうルールで行われるか、にかかっている。有権者の過半数か、投票者の過半数なのか。議論に注目したい。 もうおまえら、どっちでもいい、じゃだめだぜ。選挙じゃないんだから、「投票したい人がいなかった」じゃ逃げられない。自分の国の憲法だぞ、指針だぞ。自分らで決めなきゃだめだよ。 ここ数年の政局は、この国の民主主義が試されている過程なのだよ。
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