ノベルを述べる336
◇東野圭吾『疾風ロンド 』

強力な生物兵器を雪山に埋め、3億円を要求してきた脅迫犯人が事故死。雪が溶け、気温が上昇すれば散乱する生物兵器は雪山に残されたまま。上司から回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かう。

ドタバタ劇。
ノベルを述べる335
◇東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

妖怪ポストの話かと思いきや。

東野さんは多彩だな多才。
◇『ベスト本格ミステリ2016』

ふーむふむ
◇『ベスト本格ミステリ2017』

甲乙つけがたいというよりは、、
うーむ。
◇西村京太郎『殺しの双曲線』

雪山、山荘、クリスティ。

本格じゃあ。
◇高木彬光『人形はなぜ殺される』

-施錠されたガラス箱から盗まれた人形の首は、首なし死体に添えられ発見された。連続殺人劇の前に必ず起こる人形劇での殺人予告の謎に、名探偵・神津恭介が挑む。

本格じゃのう。
◇夢枕獏『雨晴れて月は朦朧の夜』

読書記録だけはつけようかな。

短編はいいな。キレキレだな。
◇沼田まほかる『ユリゴコロ』

-家の押し入れで見つけた4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。「ユリゴコロ」が交錯する中で、暴かれる真実は絶望か希望か。

まほかるまほかる。

てろるの

2016年8月10日 読書
沢木耕太郎『テロルの決算』

昭和35年10月10月12日、社会党委員長・浅沼稲次郎が、日比谷公会堂の舞台演説中に暴漢に刀で刺され死亡する。
事件は、17歳の右翼少年・山口二矢によるテロルであった。、

二矢と浅沼。
両者の生涯が、舞台上で一瞬だけ交錯し、終結を迎える。

二矢もだが、浅沼。
なんつっても浅沼。
沢木耕太郎が描く、一人の少年のテロリズムと、
時代を走りぬいた政治家の魂の、
めぐる運命の交錯する、物語。

一気に読んじゃった。傑作。
中澤誠『ルポ 過労社会: 八時間労働は岩盤規制か』

日本社会の長時間労働が、いつも、
多くの問題が、時間という絶対的なものの話なのになあ、と思っていたけれど。

でもいまならそれがシステムであるということをいえるんだろう。

東証大手の36協定の数字、興味深い。
濱口桂一郎『新しい労働社会―雇用システムの再構築へ』

濱口氏4冊目。
おもしろい。
◇横山秀夫『第三の時効』

おもしろかった。
一つの県警の登場人物をめぐる短編集だが、どの話もよかった。
横山秀夫うまいな。
読みごたえ充分です。
◇伊坂幸太郎『あるキング: 完全版』

-プロ野球チーム「仙醍キングス」を愛してやまない両親に育てられた、天才野球少年・山田王求(おうく)。プロ野球選手になって仙醍キングスを優勝させるという両親の悲願を胸に、王求は王の道を歩き始める。
本当の「天才」が現れたとき、人は“それ”をどう受け取るのか—。伊坂の「マクベス」がここに炸裂。

僕の中ではねえ、
快進撃を続けるカープと。
巨人の星と。
山田太郎と
山田哲人。
なんだかいろいろなものがイメージ交錯して、ほんとにおもしろかった。

狂気と狂喜。
王になるために生まれた少年の宿命の物語。野球の話。

いよいよだなあ
いよいよだなあ
いよいよだなあ

がんばれがんばれ王求!
がんばれ!
◇綿矢りさ『勝手にふるえてろ』

ゴロウ・デラックスに綿矢りさが出てたのたまたま観た。
ああまだ書いてたんだって思った。

脳内彼氏とリアル彼氏。
想うことと想われること。
小細工もちらほら。

面白かったけど、なんか。
たぶん綿矢さんもいろいろ人生歩いて。
些末な些末な些末なこと、
描くことが大変だったんだろうと思います。

いくらでも勝手にふるえていても、
誰も気にもとめてくれなかった頃が、
いま思うと幸せだったんだなと。
今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』

システム上、どこにでもあるわけだから。
罪もないただ不運な方が、大量にいらっしゃって、
家族ともども人生を狂わされてるわけだけども。

当事者が、自分の働き方を、おかしいと思いながらも、
どうすればいいのかわからないのが、強すぎる現実なのだから。

僕のような者たちが、そこにいくことしかやはりないのだと思うのです。
◇横山秀夫『ルパンの消息』

-15年前のある夜に起きた女性教師の校舎墜落死事件。警視庁に入った一本のタレ込みは、事件の捜査を自殺から殺人事件へと変容させた。迫った時効は24時間。事件当夜、不良高校生三人が学校に潜入し、期末テスト奪取を目論んだ「ルパン作戦」。15年の時を経て、真実が明らかになる。

面白かったです。
回想描写がドキドキ。
濱口桂一郎『働く女子の運命』

読んですぐONさんに貸した。

無限定正社員の意味を、わかってもらえるかなあ。
濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』

ほんとそこらへんの人が言ってることって適当な主観なんだな。
こうゆう本が読みたかった。
若者のうちに出会いたかったなあ。

ろーどうおぶざ

2016年6月7日 読書
濱口桂一郎『日本の雇用と労働法』

H氏がすすめてくれた濱口桂一郎。
なるほど面白い。

◇クリスティー『スタイルズ荘の怪事件』

-旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、屋敷の女主人の毒殺事件に遭遇する。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。

ポアロ衝撃デビュー。

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