ノベルを述べる336
2018年5月20日 読書
◇東野圭吾『疾風ロンド 』
強力な生物兵器を雪山に埋め、3億円を要求してきた脅迫犯人が事故死。雪が溶け、気温が上昇すれば散乱する生物兵器は雪山に残されたまま。上司から回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かう。
ドタバタ劇。
強力な生物兵器を雪山に埋め、3億円を要求してきた脅迫犯人が事故死。雪が溶け、気温が上昇すれば散乱する生物兵器は雪山に残されたまま。上司から回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かう。
ドタバタ劇。
ノベルを述べる331
2018年1月8日 読書ノベルを述べる329
2016年10月31日 読書
沢木耕太郎『テロルの決算』
昭和35年10月10月12日、社会党委員長・浅沼稲次郎が、日比谷公会堂の舞台演説中に暴漢に刀で刺され死亡する。
事件は、17歳の右翼少年・山口二矢によるテロルであった。、
二矢と浅沼。
両者の生涯が、舞台上で一瞬だけ交錯し、終結を迎える。
二矢もだが、浅沼。
なんつっても浅沼。
沢木耕太郎が描く、一人の少年のテロリズムと、
時代を走りぬいた政治家の魂の、
めぐる運命の交錯する、物語。
一気に読んじゃった。傑作。
昭和35年10月10月12日、社会党委員長・浅沼稲次郎が、日比谷公会堂の舞台演説中に暴漢に刀で刺され死亡する。
事件は、17歳の右翼少年・山口二矢によるテロルであった。、
二矢と浅沼。
両者の生涯が、舞台上で一瞬だけ交錯し、終結を迎える。
二矢もだが、浅沼。
なんつっても浅沼。
沢木耕太郎が描く、一人の少年のテロリズムと、
時代を走りぬいた政治家の魂の、
めぐる運命の交錯する、物語。
一気に読んじゃった。傑作。
中澤誠『ルポ 過労社会: 八時間労働は岩盤規制か』
日本社会の長時間労働が、いつも、
多くの問題が、時間という絶対的なものの話なのになあ、と思っていたけれど。
でもいまならそれがシステムであるということをいえるんだろう。
東証大手の36協定の数字、興味深い。
日本社会の長時間労働が、いつも、
多くの問題が、時間という絶対的なものの話なのになあ、と思っていたけれど。
でもいまならそれがシステムであるということをいえるんだろう。
東証大手の36協定の数字、興味深い。
ノベルを述べる328
2016年7月11日 読書ノベルを述べる327
2016年7月7日 読書
◇伊坂幸太郎『あるキング: 完全版』
-プロ野球チーム「仙醍キングス」を愛してやまない両親に育てられた、天才野球少年・山田王求(おうく)。プロ野球選手になって仙醍キングスを優勝させるという両親の悲願を胸に、王求は王の道を歩き始める。
本当の「天才」が現れたとき、人は“それ”をどう受け取るのか—。伊坂の「マクベス」がここに炸裂。
僕の中ではねえ、
快進撃を続けるカープと。
巨人の星と。
山田太郎と
山田哲人。
なんだかいろいろなものがイメージ交錯して、ほんとにおもしろかった。
狂気と狂喜。
王になるために生まれた少年の宿命の物語。野球の話。
いよいよだなあ
いよいよだなあ
いよいよだなあ
がんばれがんばれ王求!
がんばれ!
-プロ野球チーム「仙醍キングス」を愛してやまない両親に育てられた、天才野球少年・山田王求(おうく)。プロ野球選手になって仙醍キングスを優勝させるという両親の悲願を胸に、王求は王の道を歩き始める。
本当の「天才」が現れたとき、人は“それ”をどう受け取るのか—。伊坂の「マクベス」がここに炸裂。
僕の中ではねえ、
快進撃を続けるカープと。
巨人の星と。
山田太郎と
山田哲人。
なんだかいろいろなものがイメージ交錯して、ほんとにおもしろかった。
狂気と狂喜。
王になるために生まれた少年の宿命の物語。野球の話。
いよいよだなあ
いよいよだなあ
いよいよだなあ
がんばれがんばれ王求!
がんばれ!
ノベルを述べる326
2016年7月1日 読書
◇綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
ゴロウ・デラックスに綿矢りさが出てたのたまたま観た。
ああまだ書いてたんだって思った。
脳内彼氏とリアル彼氏。
想うことと想われること。
小細工もちらほら。
面白かったけど、なんか。
たぶん綿矢さんもいろいろ人生歩いて。
些末な些末な些末なこと、
描くことが大変だったんだろうと思います。
いくらでも勝手にふるえていても、
誰も気にもとめてくれなかった頃が、
いま思うと幸せだったんだなと。
ゴロウ・デラックスに綿矢りさが出てたのたまたま観た。
ああまだ書いてたんだって思った。
脳内彼氏とリアル彼氏。
想うことと想われること。
小細工もちらほら。
面白かったけど、なんか。
たぶん綿矢さんもいろいろ人生歩いて。
些末な些末な些末なこと、
描くことが大変だったんだろうと思います。
いくらでも勝手にふるえていても、
誰も気にもとめてくれなかった頃が、
いま思うと幸せだったんだなと。
今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』
システム上、どこにでもあるわけだから。
罪もないただ不運な方が、大量にいらっしゃって、
家族ともども人生を狂わされてるわけだけども。
当事者が、自分の働き方を、おかしいと思いながらも、
どうすればいいのかわからないのが、強すぎる現実なのだから。
僕のような者たちが、そこにいくことしかやはりないのだと思うのです。
システム上、どこにでもあるわけだから。
罪もないただ不運な方が、大量にいらっしゃって、
家族ともども人生を狂わされてるわけだけども。
当事者が、自分の働き方を、おかしいと思いながらも、
どうすればいいのかわからないのが、強すぎる現実なのだから。
僕のような者たちが、そこにいくことしかやはりないのだと思うのです。
ノベルを述べる325
2016年6月22日 読書
◇横山秀夫『ルパンの消息』
-15年前のある夜に起きた女性教師の校舎墜落死事件。警視庁に入った一本のタレ込みは、事件の捜査を自殺から殺人事件へと変容させた。迫った時効は24時間。事件当夜、不良高校生三人が学校に潜入し、期末テスト奪取を目論んだ「ルパン作戦」。15年の時を経て、真実が明らかになる。
面白かったです。
回想描写がドキドキ。
-15年前のある夜に起きた女性教師の校舎墜落死事件。警視庁に入った一本のタレ込みは、事件の捜査を自殺から殺人事件へと変容させた。迫った時効は24時間。事件当夜、不良高校生三人が学校に潜入し、期末テスト奪取を目論んだ「ルパン作戦」。15年の時を経て、真実が明らかになる。
面白かったです。
回想描写がドキドキ。
ノベルを述べる324
2016年5月7日 読書
◇クリスティー『スタイルズ荘の怪事件』
-旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、屋敷の女主人の毒殺事件に遭遇する。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。
ポアロ衝撃デビュー。
-旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズは、屋敷の女主人の毒殺事件に遭遇する。難事件調査に乗り出したのは、ヘイスティングズの親友で、ベルギーから亡命して間もない、エルキュール・ポアロだった。
ポアロ衝撃デビュー。