まんが道

2005年2月23日
「魅力」って「引き出し」だと思う。その引き出しの、底を見せない見せ方をすることだと思う。左ジャブの出し入れのような、ワンツーや右ストレートをどう活かすかなのだ。
底を見せないってことは、意識して無駄を省くことでもある。引き出しの薄さを、無駄でカバーするほど、安っぽくなる。すげえマンガって、一コマ一コマに意味があるんだ。死にコマが少ない。ストーリーがしっかりしてるほどそうでもあるのだろう。 小ぎれいにまとめてても、無駄が多いマンガってすげえ読みづらい。展開がだれるし、筋が見えてきてしまうからだ。展開において、読者に予想する時間を与えないこと。主導権をとってリードしちまうことだ。絵やキャラは、テクニックにすぎない。アートは、魂でつくるのだ。
いや〜難しい。連載マンガという商業主義性が結局アート性を破壊し、その「魅力」自体を困難なものにするからだ。読み切りマンガが一番アート性はあると思う。でも、マンガという芸術はわからない。連載の連載故の価値があったりするからだ。

まあ、僕の価値観にすぎないか。今日は眠かったわ。

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