憂いの夜には

2005年2月26日
自殺者が3万人。サラ金が長者番付。銀行の貸し渋りで中小企業ボコボコ&リストラクチャー。おかげでデフレ不況。サラ金に手ぇだして切羽詰まってる人&その予備軍なんか大量にいるはず。そもそも今超不況なのになんでサラ金は儲かってんのか?要するに銀行が貸し渋るから小規模経営者の皆さん破滅覚悟でサラ金に走らざるをえないからだろう。でもそれだけじゃない。第一サラ金のあの無尽蔵の金庫の金は全て自己資本ではない。貸し渋ってる銀行が、実はサラ金にはドカドカ融資してるという現実があるのだ。安易に利潤が見込めるから、銀行はあの吸血鬼どもにもっと稼ぎなさいもっと稼ぎなさいと金を貸し出す。サラ金は商売道具が増えて大喜び。一方で中小企業のとっつぁんは銀行が貸してくれないからサラ金に走って、首を吊る。銀行が吸血鬼どもに融資して稼ぐ利潤は、人々の生き血を吸った金だ。クソッ。 そして金融システム保護の名目で、僕らの血税がたびたび銀行につぎ込まれる。…思ったんだけど、これって…悪魔じみてないか?国が銀行を助け、銀行はサラ金に融資し、サラ金は庶民を破滅させることで利潤をあげている。合法的に人々を喰らう悪魔の金融構造ができちゃってる。
さらに、僕らが必死こいて稼いで預金した金で、銀行や郵便局は、あの悪魔の日本国債を買い支えている。僕らが必死こいて積み立てた年金で、わけわかんねえ維持費大赤字の建物をたくさん作っちゃったりもしてる。全ては景気のためなのか。いいかげん「景気回復」信仰をやめないと、国は滅びるんではないか。お題目のように「景気回復」を願い唱え国の政策にその責任を押しつけている庶民ほど、景気回復したあとで地獄をみるだろう。失ったものに気付くだろうよ。景気回復はしてもモラルは崩壊し続けるだろうし社会問題は増え続けるからな。そんなことわかってたはずなのだから、やめろよな、「昔はよかった」なんて愚かで危険なノスタルジーだけは、マジ勘弁。 揺れる地位にビビりながら保身に走り、改革よりも景気回復を優先させてきたクズ中のクズ自民党も、やっと小泉政権になって重い腰を上げた「構造改革」。でもこれもまた、その方向性は人々に優しいものではないことが段々わかってきた。ホントに、誠実に生きてる人ほどバカをみる時代になってしまったもんだ。やろうと思えばできるだろうに、どうして人に優しくできないのだろう。どうしてささやかな幸せはいつも奪われるのだろう。ただ生きていることが、どれほど素晴らしい価値なのか、それを誰もが伝え合えばいいのに。感謝して喜びの中で過ごすことは泡沫の夢なのか。
メガ・コンペティション時代なんてくそくらえだ。僕は凶行に走ることなくドロップアウトを宣言しようかな。つきあってらんねえよもう、この国にはよ。
    
でも、「お前ら勝手に滅べ」なんて言えない。それを言ってしまったら今の僕は終わっちゃうもんな。嫌な面もあるけど、日本は素敵な面も多く持ついい国だと思う。だからこそこれ以上素敵な面を潰しちゃいけねえし、悪くしちゃだめだ。 そして、なんにせよ僕ら自身がもっと賢くなる必要があるよな。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索