来年度新しく入り直すゼミで飲み会があったので出向いた。誘ってくれたTHさんにはホント悪いと思ったけど、全然面白くなかったというのが本音だ。僕をドキドキワクワクさせる奴なんて一人もいなかったからだ。所詮こんなもんかな大学のゼミなんてのは。魅力を全く感じない連中と飲むのはほとほと時間の無駄だと感じてしまう。こんなこと考えてしまう僕は嫌な奴なんだろうけど、自分を見失わないで生きているということでもあるよな。まあこんな思いも、誰も傷つけず胸に閉まっておけば、それは自分の優しさなりに封印された誠実な狂気なんだ。必要上、「ソウル」の無いリアルでない付き合い方をすればいいのさ。それもある平和の形なのだと。とっくに聞き飽きていてもう響かない、錆び付いた鉄屑のような、灯らない何か。…そうさ、僕が誰にも期待しなければ平和なんだろ?この平坦な戦場はそれで嬉しいんだろ? 所謂学生っぽい普通の飲み会。誰も悪くない。批判しても仕方がない。それはそれで在るべき姿なのだろうから。しかし昨日は誤って僕がいるべきでない場に数時間いたという事実からの結果論。あれ程笑えない談笑。怒れない不満。悲しくもない憤り。鳴らない鼓動。響かない「ソウル」。美味くない酒。こいつら何を今更楽しんでいるのか。この世界の一体何に何処に今更酔えるというのか。トレンドに自分のポジションあてはめていく中学生みたいなノリ、もうウンザリなんだ。スカスカで空虚。幻想消費。誰もが何処にいるのかわからないし、いま君達と話すことなんかもう無くなっちゃったんだよ。大学生ならもっと「ソウル」を見せておくれよ。引き出そうとする動機付けにも、期待が必要だということが最近わかってきた。それは今の僕には「ソウル」の匂いでしか判断できない以上、どうしようもない無力だ。しかも、こんな風に人を見下してしまう方向に行ってしまう自分にも嫌になる。いろんな意味でやっぱ行かなきゃよかったな。そう思ってしまうのにも、THさんゴメン。
もうこういう系の不快飲み会はそのウンザリ感すらいつもの事だからと慣れていたと思ってたけど、久しぶりだったからか嫌悪感のあまり吐き気がした。実際に帰り駅で吐いた。楽しくない飲み会ではいつも僕は飲み過ぎて吐く。何か自分の中で憤って藻掻いて苛立ち焦燥しそんなカオスみたいな消化しきれない何かを、全部全部吐き捨てようと、心と体が蠢いてきっとそうしているのだ。まあ単にヤケで飲み過ぎてんだろうけど、不快感の連続ストレスが悪酔いの酵素を分解しないのではないかとも思ったり。
絶対に馴染めないし、馴染もうとも思わない。つくづくこんな自分は人間失格ですかねと思う。やっぱりAやBちゃん、OやKSさんRさん達あのメンバーと飲む酒が一番美味しい。あいつらいつも僕をドキドキワクワクさせるから。「ソウル」が響く。でもやっぱあのイカれたSゼミには行くべきではないのだろうな僕は。すきな人とは、距離があるからこそその人と自分を活かせるのだと、距離があるから守れるのだと。 なんかこの頃は明確になってきた。世界の分かれ目が。僕は自立しようとしてる。訣別し、棲み分けようとしてる。心の在処、生き方を。そういう時代がやってきたのだということ。

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