Say hello to teacher "KINPACHI"(6)
2005年5月18日少しずつ少しずつ進む。焦る焦る。
今日は学校行って教育実習クラスでまた他の人の模擬授業見た。なんだかみんな進学校なのかな。みんなみんな授業がマジメだ。50分間黙って聞いてくれることを前提に成り立ってるみたい。僕の考える授業とは違う感じだ。僕の教育実習は、まず授業をちゃんと聞いてくれるのかなという不安から始まってるからな。
教科書の「問い」ってほとんど「大人」側だ。社会の仕組みがどうだろうと知ったこっちゃない。「みんなで考えてみよう〜」って、バカかって思う。リアルじゃない。環境問題。政治問題。都市問題。戦争。貧困。全部リアルがない。教師の喋ってることは頑張れば理解できた。だからテストも高得点取れたこともあった。でも、物事の仕組みなんて何一つ分かっちゃいなかった。僕は。環境問題って何のことなのか。環境破壊が何を意味するのか。戦争というものが何を意味するのか。何もかもが遠い国で起きた「関係無い」ストーリーでしかなかった。はいっはいっ環境問題が起きてるんですよ戦争が貧困がそして日本社会が大変なんですよみんなで考えていかなければならない問題なのですよ、その通りだなあチャンチャン♪…みたいな、バカげた。じゃあお前らは必死こいて考えてんのかよ教師どもは。こんな腐った世界を押しつけて、次世代に罪悪感もなく、なんか、綺麗事すぎるんだよ。ずっと思ってた。僕らは「問い」すら自由じゃないのかなって。 嘘ばっかつきやがる。末端公務員のくせして、もう失えなくなってやがる。本当は、世界がどうなろうが知ったこっちゃないのは、お前ら「大人」たちなんだろうが。
全てを与えられ、何も獲得しなかった僕ら。何者にもなれない僕が社会を担っていく?冗談だろ?先生は、学校教育は、僕に何を教えたかったのだろう。自分らしく生きていくのが不安で仕方なかった。
実習が近づくにつれ、よい授業を作ろうとすればするほど、生徒の視点に立とうとすればするほど、あの頃の強烈な「大人」不信がよみがえってくる。何もかもを嘘だと思ったあの頃の思いに、他ならぬ自分自身が抱いていたあの思いに、答えを出すときがきたんだな。
いま脳死社会に正面から立ち向かうとすれば、教育しかない。僕の「問い」に決着をつけるのもまた教育しかない。僕の中でそれだけは、きっと正しいはずだよね金八っつあん。
学校から帰ったらNちゃんがきてくれて色々教材研究のアドバイスしてくれた。学問的な話ではなかったけどとても参考になった。そしてうれしかった。久しぶりに色々話した。たとえニートでも、親友だなやっぱ。親友がいつかゆっくり歩き始めるとき、そばにいなくとも見守ってやりたい。賢明な「大人」は、僕にNちゃんを「切れ」と言うだろうか。優しすぎる彼が、競争社会でサバイバルすることを望むのだろうか。 テストの高得点なんていう貧相な欲望でしか前進できない者は、いつか破綻する。生きるということは、意欲そのものなのだ。そう、それがソウルなんだ。心に残る授業をすることなのだとNちゃんは言った。その言葉絶対忘れない。
今日は学校行って教育実習クラスでまた他の人の模擬授業見た。なんだかみんな進学校なのかな。みんなみんな授業がマジメだ。50分間黙って聞いてくれることを前提に成り立ってるみたい。僕の考える授業とは違う感じだ。僕の教育実習は、まず授業をちゃんと聞いてくれるのかなという不安から始まってるからな。
教科書の「問い」ってほとんど「大人」側だ。社会の仕組みがどうだろうと知ったこっちゃない。「みんなで考えてみよう〜」って、バカかって思う。リアルじゃない。環境問題。政治問題。都市問題。戦争。貧困。全部リアルがない。教師の喋ってることは頑張れば理解できた。だからテストも高得点取れたこともあった。でも、物事の仕組みなんて何一つ分かっちゃいなかった。僕は。環境問題って何のことなのか。環境破壊が何を意味するのか。戦争というものが何を意味するのか。何もかもが遠い国で起きた「関係無い」ストーリーでしかなかった。はいっはいっ環境問題が起きてるんですよ戦争が貧困がそして日本社会が大変なんですよみんなで考えていかなければならない問題なのですよ、その通りだなあチャンチャン♪…みたいな、バカげた。じゃあお前らは必死こいて考えてんのかよ教師どもは。こんな腐った世界を押しつけて、次世代に罪悪感もなく、なんか、綺麗事すぎるんだよ。ずっと思ってた。僕らは「問い」すら自由じゃないのかなって。 嘘ばっかつきやがる。末端公務員のくせして、もう失えなくなってやがる。本当は、世界がどうなろうが知ったこっちゃないのは、お前ら「大人」たちなんだろうが。
全てを与えられ、何も獲得しなかった僕ら。何者にもなれない僕が社会を担っていく?冗談だろ?先生は、学校教育は、僕に何を教えたかったのだろう。自分らしく生きていくのが不安で仕方なかった。
実習が近づくにつれ、よい授業を作ろうとすればするほど、生徒の視点に立とうとすればするほど、あの頃の強烈な「大人」不信がよみがえってくる。何もかもを嘘だと思ったあの頃の思いに、他ならぬ自分自身が抱いていたあの思いに、答えを出すときがきたんだな。
いま脳死社会に正面から立ち向かうとすれば、教育しかない。僕の「問い」に決着をつけるのもまた教育しかない。僕の中でそれだけは、きっと正しいはずだよね金八っつあん。
学校から帰ったらNちゃんがきてくれて色々教材研究のアドバイスしてくれた。学問的な話ではなかったけどとても参考になった。そしてうれしかった。久しぶりに色々話した。たとえニートでも、親友だなやっぱ。親友がいつかゆっくり歩き始めるとき、そばにいなくとも見守ってやりたい。賢明な「大人」は、僕にNちゃんを「切れ」と言うだろうか。優しすぎる彼が、競争社会でサバイバルすることを望むのだろうか。 テストの高得点なんていう貧相な欲望でしか前進できない者は、いつか破綻する。生きるということは、意欲そのものなのだ。そう、それがソウルなんだ。心に残る授業をすることなのだとNちゃんは言った。その言葉絶対忘れない。
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