命の味覚

2005年5月19日
授業計画ができてきた感じ。これでいくぞ。これで勝負だ。正しいのか悪いのか、これが面白いのか面白くねえのか、果たして底辺高校生どもが聞いてくれるのか、何も分からないけど、勝負だ。
木曜日って誰も学校来てないのかなあ。いつも誰も見かけない。しかたないからたまたま一緒にいたOTと、キャンパスの裏にあるわけわかんねえカフェレストランみたいなとこでさほどうまくない割高の肉料理を食べた。他愛のない話しても特に面白いわけでもなく、別に嫌いなわけじゃないけど、まあ、普通の学生同士ってこんなもんなんだろな。
欲望が満たされない。皆が食って満腹する特上肉を、僕は吐いてる感じがする。皆が食べる珍味を、僕はジャムかなんかと一緒にパンにぬったくって、ホットミルクコーヒーと一緒に胃袋に流し込んでる感じがする。 いつからだ。意地を張り続けていたのかもしんないけど、今はもう過程すらわかんない。ただ、おいしくない。皆の食うものがおいしくない。そういや僕はずっと給食ってやつが大嫌いだったっけ。あれほど美味しい料理はなかったというのにな。つくづくクズだな。太宰みたいに、物心つくときからかもしんない。でもそのおかげで、今が一番生きてて楽しい。おいしすぎる。自分を生きるっておいしすぎる。誰も見たことのない夢を見果てたい。とりわけ今年いっぱいはおいしそうだ。そしてもう目前に、迫ってきた実習が、胸を高鳴らせて、心躍らせる。期待と不安。うわ生きてるわ僕は。うれしいぜ。生きた心地がする。血が通って、巡って、生きてる生きてる。すてきだわ。

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