残暑続く中で

2005年8月22日
結局内容まとめるのに朝までかかった。出来も悪かった。
昼にNちゃんがまた突然カラオケ行こうって。一時間付き合ってから学校に教職ゼミの打ち合わせに行った。本当は歌ってる場合なんかじゃなかったんだけどな。でもNちゃん珍しくあまり歌いもしないでどことなく沈んでた。なんか話したかったのかなあ。心配だわ。
学校いく途中、あの品川の緩い坂の所で、ギターケース背負ったYD君に会った。久しぶりだったけど、ヒゲを剃って髪を多少短くしてたYD。これからスタジオ行くんだって。音楽できるやつは雰囲気があるな。彼はなんかしらんがtakebonoにわけのわからん期待をかけてくれてるイカれたギターマンだ。少し立ち話をして、お互いの卒業後の進路が結局白紙だってことになって「オレたちアウトローは何でも出来るんだぜ」って言ってYDはニヤリと笑った。勝手に「オレたち」にすんなってのお前。 「テロに近い何かを起こしてくれよ」と、かつて飲み屋で一口も酒を口にせず僕に何かわけのわからん思想を語ったYD。酒も女もタバコもやらないという究極の彼独自のロックミュージシャン哲学に、僕は少しだけソウル感じたりしたことがあった。この前、興味本位で就活に手をつけ始めた僕を失望の眼差しで見てた彼は、卒業後の進路を高等ルンペンに決めた今の僕を見てどこか喜んでるみたいだった。彼の期待に好きで応えたわけじゃねえんだが。はあ。でも今後こいつとはソウルメートになれる予感がする。どこかソウルの匂いがするもんさ。僕も音楽やりてえなあ。
教職ゼミの打ち合わせは順調でした。前回あれだけみんな僕の提案に否定的だったくせに、やってみたらうまくいったって感じかい。虫が良いなお前ら、とか思ったけど別に腹も立ちやしなかった。それよりも何とか形になりそうでよかった。夏の間に他のグループをひきはなしてやる。もう一頑張りしなきゃならんな。
早めに終わったので地元の駅をぶらぶらしてた。某左翼政党が選挙演説してた。なんとも弱々しく。チラシをもらったから少し聞いてあげてたら、駆け寄ってきて機関誌もくれた。ホントお人好しどもが。カネや利権や保身なんて考えてもいないんだろうなこいつら。だから負けんだよ、とは言いたくないけど、現実を何一つ見てないとも見えてしまう。まあ、腐敗した現実はそれはそれで彼らには意味もないのかもしれないが。
公園でビール飲んで帰った。隣のベンチには新聞紙にくるまったおっさんが寝てた。夏はいいね普通に野宿できて。巷の経済格差は広がる一方で、全くこれからは柔軟になれない日本人にはきつい社会になってゆくのだろうけど、でもこんなとこに寝てるおっさんを救うとか救わないとか、そんなことでもなく。規制緩和は必要だけど、「物言わぬ消費者」とまで揶揄される奴隷根性に充ちた日本人たちが、何か更なる市場開放による社会変動に耐えられるのかなって思う。もっとどこか違う形で、人々に優しい政治ができないものだろうかって思うのさ。あの某左翼政党はそんな僕の願いを形にしてくれるのだろうか。そしてこの国の民主主義は今回どのような審判を政治にぶつけるのだろうか。毎回少しだけ期待してあっさり諦めるパターンなんだけどどうだろ今回。選挙戦近づく残暑。
だらだら書いちまった。PCがまだ修理中なので更新が遅れています。でも毎日ちゃんと書いていますよ。

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