今日は下北沢に、SSの出演する劇を観に行った。前にも行ったことがあって、小さなバーなんだけど、店内はショーが催せるようなスペースや照明機材などが揃ってて、一杯ひっかけながら軽い演劇ショーを鑑賞することができる洒落た空間。AとKSとDさんとHTとNさんとその友達と、つまりはSSの知人友人総出で行ったら、開始1時間半前でまだ開場してなくて、ミスドでまったり。なんんつーか、開場時間くらい把握しとけよな。こいつらホントにクズってんよなあ。 しかし下北沢ってとこは狭苦しくてゴミゴミしてて、渋谷や新宿並みに人混みで、僕は吐き気が何回もした。オシャレな若者達の街ってのは別にそれでいいけどさ、僕はあまり歩きたくないな。こんな密集地は地震や火事起きたら壊滅だな、なんて言ったらDさんが笑ってた。なんて素敵な笑顔。よろしくない。 歩きたくないのに、NさんやHTは古着屋に入ったきり出てこないし、Aはウロウロしすぎだし、この統率の無さがしかし大すきだね。「チーム・くず」がクズ代表SSの裏庭・下北にくり出してるなんて面白いひととき。僕に全く気を遣う気がないこいつらに、やはり僕も全く気を遣う必要がない。他のコミュニティーと、全く質の違う居心地の良さ。それも僕故の僕らしさなのだろうか。
舞台で演じるSSはとても輝いてた。学校や飲み会でいつものようにイカれてるSSよりも、もっともっと、ずっとずっと輝いてた。たぶん、SSがイカれた自分をソウルフルに生かしきってるのはこの場所なんだなって思った。僕にもそんなものがあるように。
自主映画の上映。ショートコント。ショートパロディ。セクシーダンスショー。拍手の連続。素敵な舞台ショーの満載だった。中でも面白かったのが、即興パロディだった。入口で「何か書いて入れて下さい」と言われて渡された紙に僕は「takebono」と書いて箱に放り込んだのだが、お客一人一人が書いて投入したその紙が一枚ずつ折りたたまれて舞台の床中にぶちまけられた。何が始まるのかと思ってたら、4人の役者から2人を選べというので、SSと団長の人を選んだら、そこからそのコンビで即興芝居がスタート。芝居上の台詞を、時折その床に散らばった紙から拾ってくの。紙開けるまでどんなこと書かれてるのかわからないから、うまくいかないんだこれが。でもそれが笑いを誘ったり。なんとか懸命につなげるあたりは巧いなあと思った。まさか出るとは思わなかった「takebono」が出てしまったときは、僕の方がびびったよ。 SS、お疲れ。楽しめたよ。
そんなこんなでその後はパスタ屋でまったり。ウニパスタが美味かった。こんな、居辛いはずのゴミュニティーで、誰と話してるわけでも、誰の話を聞いてるわけでもないんだけど、やっぱ楽しかったり、リラックスできたり。すきなんだこの時間空間。恋は盲目で、愛は狂った力なのか。
ソウルは多様だ。人間も、その幸福も、つまるとこ価値や、意義も、たぶんメチャクチャに多様なんだろう本当は。僕はそれでいいんだと思う。そして、バラバラに立ち、それでもソウルをコラボできたらなと思う。
KSさんと福本漫画の話をしてて、何でそんなに楽しそうに話すの?って聞かれた。そんなに僕は楽しそうだったのかなあ。

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