特に無題

2005年10月2日
相も変わらず遅く起きる。布団の周りにはマンガ本と小説と、図書館から借りてきた大量の本が山積し、閉じられたノートパソコンが枕元に置かれ、ルーズリーフが散乱している。その脇に、財布とケータイとTVリモコンが無造作に転がり、氷が溶けた後の水が少し残るグラスが片付けられずにそこに放置されている。 寝起きでボーっとしながら、少しだけ部屋の掃除をする。数分後には幾分片付いて満足した。
そして相も変わらず小説を読みふける。こないだ学校帰りに久しぶりにGYさんに会って薦められた作家の小説だ。結構面白い。GYさんは相変わらず不幸そうなオーラがあったな。10分くらい立ち話して、彼女は就活も単位もうまくいかずやばいらしい。自分を自分で追い詰めてるような。相田みつをが必要な人ってこういう人だと思った。だけど、僕より遥かに上等に頑張っていて、ちゃんと壁を設定しよじ登ろうとしてる。そこがやっぱり偉いんだ。GYさんが持ってる、人を傷つけない優しさを僕は知ってる。その優しさ故に、彼女自らが傷つくことも多いかもしれないけれど、僕はあの優しさが結構すきだ。だから、あの優しさをくだらないことで潰しちゃだめだなって思うのだ。こんな考えはそれこそよっぽどくだらないことかもしれないけども、でもごまかすことない僕の思考だ。僕はいつまでもくだらねえけど、最近になって気付いたことや再考したことも多い。 朝っぱらからそんなことを考えてたらボーっとしてまた寝た。

午後、サッカーをしにいつもの小学校グラウンドに行くと、運動会をやってた。リレーやら玉入れやら組体操やら、僕らの頃とあまり変わっていない。あんな頃もあったのかな。僕らはしばらく見入ってしまった。子どもって無邪気だ。すごいかわいい。 子どもたちの中に、「てじなーにゃ」のマジシャン少年のかたわれを見つけた。この近辺でよく見かけると思ったらこの学校だったんだね。 白組が勝った。白のカリスマが僕らにもほしい。

プライドを観た。大晦日は五味とマッハ速人の決戦だ。すげえぞ。五味が言ってたように、夢にまで見た人との試合は、やはり多くの人に夢を見せるのだろう。 大すきな美濃輪は準決勝で敗れ去った。大晦日はでも絶対試合をしてくれよなあリアルプロレスラー。

その後図書館に行った。大学に入ってから僕は本を読むようになった。4年前とは比べようのない読書量だ。今はまだ読みやすい本しか手に取れないけれど、もう5年後くらいは難しい本も読んでるのかもしれない。本を読もう、もっともっと本を読もう。

とりわけ消費のしないだらだらっとゆっくりとしたこんな一日が僕は特にすきだ。また明日誰かや何かに会えることも僕は楽しみなんだ。いまこの時間がずっと続けばいいのに、なんて愚かなことをまたも僕は考えていた。それほどに。それほどに、今はこの時間が実にtakebonoらしい。

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