世界に一人だけの僕

2005年10月26日
今日は授業の後でM君に会って、五反田でラーメンをおごってもらった。美味かった、ありがとう。その後ドトールで彼と色々話しました。さすがに大人だな。まともで誠実な考え方を持つ彼とは色々なことが話しやすい。実に紳士的で大切な友人です。

生き方は多様だ。こんなこという僕もまた、日々少しずつ生き方を変えながら生きている。オンリーワンが強制されるような時代だけに、周囲には空虚な自己が多く、「個性」もまたその犠牲ではあるけど、本来そういうものは闇の中にあると僕は思っています。そう心の闇。自分探し自分探し言うけれど、探し終えた自分や発見した自分なんてのは、必ずしも美しかったりポジティヴなわけがないと思うのです。本当の自分なんてものがもしいたとしたら、きっとそいつは世にも恐ろしいやつでしょう。発見してはいけないやつなのかもしれません。だけど探したがったり発見したがるのは、今の自分が空虚だからこそ「ここではないどこか」にただ夢見てるだけってことなのだと思うのです。何故、「自分らしい自分」に憧れることができるのか。僕にとって「自分らしい自分」は、いつも周囲から疎外され卑屈にさせる元凶だったけどね。だけど容易に変われないものでしょう。それこそが自分っぽいんだもん。どうやら自分で在ることの運命みたいのをまだまだ受け止められるようです。またそれが僕が僕らしく在ることなのではないですか。「自分」が都合よく在るわけがない。

本当の自分を僕は見つけた。そいつはどうしようもないクズだった。殺してやろうかと思ったけれど、そいつは同時に僕で在るのだった。僕は僕を殺すことなんか恐くてできやしなかったのだった。世界に一人だけの僕は、この世界のためには死んでいるべきだった。
闇に光を当てたらそこには何もなかった。いまの僕の中には、自分を探し終えたことへの後悔と自責の念がドス黒く残っているだけだった。(「無題」より)

コーヒーを飲みながら生き方なんか考えると、そんなことボーっと考えたよM君。

ロッテが阪神を4タテ喰らわせて日本一へ。もう経済効果なんかどうでもいいわざっまあみろ。阪神がんばったけど山のようにあったチャンスをやたら潰してたねあれじゃあダメよ野球は。しかし勢いの差だったのかな果たして。そしてセにもプレーオフを導入するとかなんとか言われてるけど、よく考えないと微妙。ホント借金チームの西武が日本一になる可能性もあったわけで。プレーオフ第1ステージ超恐えと思った。3試合だぜたった。エース2人が連続完封する可能性十分ある。実際西武は松坂と西口だったし、ありえるよ充分。短期決戦は恐い。
とにかく今年のシーズンは終了。来年はがんばれ広島そして巨人、阪神。
古田が監督兼選手になることについて、うちの母が「体制側に取り込まれたのよ」なんてわめいていたけど、そうなのか?よくわからん。そうにしても第2第3の古田を生み出してゆかないとね野球界も。

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