愛と祝福のTaKebono

2005年11月5日
TちゃんとKちゃんの結婚式に出てきた。なんだよ。「結婚を祝う会」とかいうから、仲間内だけで公民館の会議室かなんかでクラッカーぱーん!みたいなささやかな催し物かと思ってたら、思いっきし普通の結婚式じゃん。人たくさんいてびびった。スーツで行ってよかったわ。 しかし居づらかったな。幸福の形はそれこそ多様なんだな。わかりはじめてた。ゴミじゃないんだ彼らは。そうなんだな。
M兄泣いてた。しかしこんな日がホントにきたんだね。
ヒキこもってた頃のKちゃんはもうそこにいなかった。真っ白なウエディングドレス着て超きれいになってたTちゃんの手を取って、スーツの似合うちゃんと立派な男になっていた。 

思えば色々なことがあったっけ。
覚えてないだろうな。あの頃、死にそうな目をして完璧に閉ざしてるKちゃんに、最初に話しかけたのは僕だったんだぜ。takebonoさんは常に人と人をつなげたいんだってあの頃から思ってたんだ。だからまたいつものように、僕は話しかけておいてから、それから隣のSD君にふってあげたんだ。あそこからだったねきっと、あそこからどんどん築かれていったんだよ、SD君は今やKちゃんにとって掛け替えのない仲間になってる。今日の式の進行を全部しきってたのもSD君だった。途中泣いてたねSD。いや、かつてのKちゃんを知る人は、みんな泣いてた。嬉しすぎるよねこんな日が来たこと。 Kちゃんが長い間自分自身に苦しんできたことは、いまKちゃん自身の力になってる。みんな、Kちゃんをずっと応援し続けてきたんだぜ。Tちゃんを絶対に泣かすなよKちゃん。
覚えてないだろうな。KちゃんTちゃんがまだ付き合い始める前に、一回だけ3人で電車乗ったことがあったよね。あんとき、普段陰気で無口なKちゃんが、Tちゃんの前でだけは、とんでもなく楽しそうに笑顔で話してたことに僕は驚いたっけ。あのKちゃんがだぜ、なんていい笑顔をするんだろって僕は思った。Tちゃんの前でなら、Kちゃんはホント心から幸せそうに笑うんだ。既にあんとき、僕は見守ってたんだぜ。二人の会話を邪魔しないようにさ。

Kちゃんに教わったこと。自分の足で踏み出した一歩こそが、ものすげえ力に変わるんだってこと。 Tちゃんに教わったこと。自分の出来うる限りの、全ての人に優しく在ること。 ずっと僕は、二人の人間性を尊敬していた。勇気と優しさこそが世界を変えるのだということを、二人からは幾度も教わった。

花束を渡しそこねたので2次会まで出て渡して握手してきた。TちゃんKちゃん本当におめでとう。別れの有り得ない二人。お互いの全てを背負える二人。唯一無二の愛は、お二人の人間らしさがいつのときも共に紡ぎ上げた、全てのものへの感謝だったんだろうな。

何もかも、不純物らしきものが削ぎ落とされ、その人の全てを含めた「生」の意味が、いつの日かtakebonoさんの衝動になりうるのだろうか。いまそんなことを考えるのは愚かなんだろうか。

末永く、いつまでも、絶対に幸せに、手繋ぎながら日々を過ごしてってください。TちゃんKちゃん、本当におめでとう!T&K忘れるなよ。「T」a「K」ebono=TaKebono 僕はいつだって二人の味方だよ。結婚本当におめでとう。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索