thin-k

2006年1月7日
卒論が終わりそうです。

さっき引き出し開けたら昔書いてた日記帳が出てきた。読んでて、僕は随分無駄で不毛なことを延々悩んだり考えたりしてたんだなあと思った。このブログももう一年後に読み返したらそんなことを思うのだろうか。
自分の思いこそ理解するのは容易じゃない。可能性なんてあるかないのかさえわからない。だから自分を理解した気になって、恐れたふりなんかしてても勿体ないのだ。僕は何一つ知らなかった、自分のこと。だから悩んでいたんだな。飛んでみなければわからない。恐ろしさも素晴らしさも本当は何も分かっちゃいなかった。ただ飛ぶことを恐れていたんだ。墜落死なんて恐くなかったんだよ。空だけが恐かった。いろんなもんが飛び交う空がさ。
あるわけねえ何処かになんて。誰かが何処かで生きているだけだ。ここ以外のどこにもない自分は。これが僕です。僕でした。この僕が飛んで会いに行かない限り、僕は世界の風すら認識しない。通り過ぎる前にそれを掴まえてやりたい。僕は弱虫だ。どっちがどっちなんだ。もっと恐れたい。いま生き急ぐ以外に僕にはすることがない。

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