読書を解禁してからというもの、やはり小説を読む。
今日読んだのは、三崎亜記の『となり町戦争』。確かなんか賞とってたっけ。小説好きTA曰く、「中途半端な村上春樹」らしい。なるほどそんなかんじだった。
−ある日届いた町政広報紙での開戦の布告「となり町との戦争のお知らせ」。隣の自治体と戦争が始まった!?行政事業としての戦争には奇妙な点はたくさんあるけれど、僕は役所から偵察業務を任されて戦争に参加してゆく。戦争推進室。分室勤務。戦争説明会。戦争コンサルタント会社。戦争公社。バイト兵士。戦時下マニュアル。これが…戦争!?
「これが、戦争なんだね」
「これが戦争なんです…」
この戦争で、僕らは戦争の何を否定する? 何を肯定する? 何を思いそして何を誓う? リアルはどこにある? 終戦の日の僕は何を思って立っているだろう。

定期的に読む石田衣良。『池袋ウエストゲートパーク』の最新V巻を読んだよ。相変わらず面白いわ。
定期的に読む村上春樹。『東京奇譚集』を読んだ。東京を舞台にした不思議ストーリーの短編集。まあまあ。

小説は今の所すてき。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索