「小泉改革の結果として「勝ち組」と「負け組」の二極化が進んでいるという批判に対抗するため、小泉首相や猪口少子化相が「待ち組」という言葉を使い始めた。勝ち負けの“二元論”にくさびを打ち込み、改革の影の部分が論点になりそうな風向きを変えたいという思惑もあるようだ。「待ち組」は、フリーターやニートなど「挑戦しないで様子をうかがう人」を意味する造語。猪口氏は1月31日の記者会見で、「『負け組』は立派だ。その人たちは戦ったのだから。本当に反省すべきは『待ち組』だ」と述べて、フリーターらの奮起を促した。小泉首相も2日の内閣メールマガジンの中で「待ち組」の存在を指摘し、「そういう人々も持てる力を存分に発揮し、創意工夫を活かすことができる社会にしなくてはならない」とつづった。こうした首相の呼びかけに連動するように自民党では、衆院当選1、2回を中心とする若手議員約50人が2日、「若者を応援する若手議員の会」を発足させた。会長の西村康稔衆院議員は設立総会で、「猪口大臣も全面的に協力する。若い世代の声を吸い上げ、国民運動を盛り上げていきたい」と訴えた。同会は6月までにフリーター・ニートや少子化対策に関する政策を提言する方針だ」(読売新聞)

僕は誰とも殺し合いたくないな。競争嫌いなんだ。なんでそんな殺らなきゃ殺られるような世界に引きずり込まれなきゃならん?挑戦しなきゃならん? ただ平和に誠実にささやかに生きちゃいけないの? 勝たないとダメなの?負けないと許してくれないの? 一律の経済競争の中では、誰もが敗北だけはわかってるんじゃないの?二極化だし、希望格差だもんね。 犠牲を伴ったりモラルを失ってまで勝ちたくもない。負けたくもないしホリエモンにもなりたくない。だからみんな戦いたくないのだろうにさ。「創意工夫」って一体何??どうやって「奮起」するの?? 流動的で投機的な社会だ。負け組すら讃えられるほど奪い合いと殺し合いが賛美される社会だ。 僕が闘うべきものが見えてきたような気がする。そしてこれからは大人として正面からそれらと闘おうと思う。望み通り、若い世代の一人として声を上げてやる。むしろ「待ち組」を突き動かすことによって社会を変えるのは僕らだよ。

『ポケット労働法』を持ってる? 非売品で東京都が出してるやつだ(ひっそりとね)。読めば労働観と世界観が少し変わるほどのものらしい。終身雇用が破壊され、非正社員化が進み、労使協調が終わり、転職時代となるこれからの社会では、こうゆうものは必須になると思います。自分の生活を自分で守ることが必要となるからだ。自己責任でね。 僕は今度もらってきます。就職する前にこれで少し勉強するよ。ほしい人、特にこれから働く人、いま働いてる人、そして職場や仕事に疑問・不満・不安がある人、どこかに相談しようと思ってる人などはtakebonoまでご連絡を。無料で差し上げます。
末端労働者はね、日本経済とか経営方針とかを憂いてる場合じゃないんだよ。自分や家族、そして誠実な社会生活を守る術を勉強しなきゃならないんだ。政治や幸運なんかをあてにしちゃだめだ。公教育で教えられてこなかったことは、みんな僕らにとって本当に必要なことだったんだよ。あらゆる意味で、これからは自己責任社会なんだぜ。

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