DVDなどつれづれ

2006年7月8日
最近観たDVD映画と感想と。

・「パッチギ」 …井筒作品。共感できそうでできない。その理由もなんとなくわかった。不毛な暴力が多すぎるからだね。「パッチギ」=「頭突き」のこと。
・「グリーンマイル」 …うーんん??
・「レイクサイドマーダーケース」 …東野圭吾原作なるほど。戦慄の真実にしばし考え込む。
・「フライトプラン」 …はぁ?? このどんでん返し、無理矢理つくったな。ジョディー・フォスターはかっこええ。
・「SHINOBI」 …ストーリーはメチャクチャ。忍者アクションはかっこええ。

MM氏推薦作。
・「スクールオブロック」 …観るのは二度目。なかなか良い。
・「いまを生きる」 …なかなか良かった。
一応教員免許持ってる身としては、「教育」についてはこの2作品、考えさせられるところがあったね。僕の今のバイト先は教育産業なのだけど、こないだ、生徒と戯れながら面白おかしく教えてたら、ちゃんとやってくれって怒られた。まあごもっともなんだけどね。しかしつまんねえよなあ。あんなに「学力」伸ばした先に何があんだよと思う。これは決して負け組takebonoのルサンチマンだけではないと思う。小さい子供が、僕にも解けないような問題やってたり、わざわざ来てるのに勉強そっちのけで話をしたがったりするの見ると、少なからず人生の豊かさとこの場所がほど遠いんだろうなと思うのだ。堕落しろとか遊べとか言うわけではない。むしろ市場価値に一喜一憂するのをやめればいい。10代だからこそ、人間の幅を作ってほしいのさ。自分を創ってほしいのさ。頭おかしくなるくらい読書しーよ。酔えるくらい音楽聴ぃてよ。倒れるまでサッカーしよぉぜ。
それこそが教養なんじゃないか。人生を豊かにするものなんじゃないか。本と、音楽と、サッカーと、大すきな人たち、仲間たちは、いまの僕にとって掛け替えのなさすぎる財産であると同時に、幸福の大部分でもあるのだよ。学校や受験の勉強よりも、こういうものたちを、もっともっともっともっと育てたかった。大きな後悔なんてそれだけなのだ。一度きりの生を生きてるのなら、生きてることに気付いたのなら、僕は学校になんかいかなければよかった。勉強などしなければよかった。絶望と諦めが早すぎた。こんな腐敗した世界でも、こんなに素晴らしいものたちで周りは満ち溢れていたんだってこと。
いまを生きる、なんだわ。

ではこれからワールドカップ3位決定戦を観に行くか。終電で、都心へ。

今度あの教え子を念願の夜遊びに連れてってやろうかなあ。でもやっぱり問題になるだろかなあ。どっちにしろそろそろ新しいバイトを見つけんべえ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索