ノベルを述べる56−めくるめくラブストーリー
2006年8月1日 読書
姉が残してった本の中で、とりわけ恋愛小説を続けて読んでる。とりあえずハードカバーから2冊読んだ。
恋愛は感情を描き彩る重要な要素だと思った。世界には、狂気と同じくして、やはり1億通りの恋愛が存在するのだと。そしてそれらの、あのあらゆる生身の感情と精神と全人格のコミュニケーションが、やはり、本当に多様で艶めかしく或いは幻想的に優雅に、ときに残酷や冷淡や透明感に溢れながらも、原始的な創造的な起伏や振幅を生み出して、性そして生のリアルを鮮やかに映し出すものだと、僕には思えました。
◇まず、江國香織の『東京タワー』読んだ。2人の少年と2人の年上の女性が登場する、つまりは二組の不倫カップルによって展開するストーリー。淡々とした泥々話といえるのかな。映画にもなってたっけ。
−「恋はするものじゃなく、おちるものだ」――と彼女に教わった。
「待つのは苦しいが、待っていない時間よりずっと幸福だ」――と思うようになった。
2人の少年――。19歳の大学生・透と、その親友・耕二。
彼らの年上の恋人――。ショップ経営者の詩史と、主婦の貴美子。
世界を充たす――この果てに。
恋の極みがここに描かれる。
◇あと、柴門ふみの『恋愛物語(ラブピーシーズ)』読んだ。恋愛メシア柴門ふみの初の小説短編集。姉はこんなん読んでたのかなあ。
−恋を探して――。11人の素敵な恋のフォトグラフ。
しかし恋愛小説って入り込みにくい。
恋愛小説なら村山由佳が良いよと、あの狂えるIっちゃんが言ってたけど。
続けて読むもんでもないな、と。
ある意味、何が描かれているのかよくわからなくなる。
恋愛ストーリーは難しい。
共感のしようがないからだ。
takebonoなりに、愛を真剣に想う故に。
恋はノベルで述べきれないな、と。
それもまたソウル的には悪くないが。
恋愛は感情を描き彩る重要な要素だと思った。世界には、狂気と同じくして、やはり1億通りの恋愛が存在するのだと。そしてそれらの、あのあらゆる生身の感情と精神と全人格のコミュニケーションが、やはり、本当に多様で艶めかしく或いは幻想的に優雅に、ときに残酷や冷淡や透明感に溢れながらも、原始的な創造的な起伏や振幅を生み出して、性そして生のリアルを鮮やかに映し出すものだと、僕には思えました。
◇まず、江國香織の『東京タワー』読んだ。2人の少年と2人の年上の女性が登場する、つまりは二組の不倫カップルによって展開するストーリー。淡々とした泥々話といえるのかな。映画にもなってたっけ。
−「恋はするものじゃなく、おちるものだ」――と彼女に教わった。
「待つのは苦しいが、待っていない時間よりずっと幸福だ」――と思うようになった。
2人の少年――。19歳の大学生・透と、その親友・耕二。
彼らの年上の恋人――。ショップ経営者の詩史と、主婦の貴美子。
世界を充たす――この果てに。
恋の極みがここに描かれる。
◇あと、柴門ふみの『恋愛物語(ラブピーシーズ)』読んだ。恋愛メシア柴門ふみの初の小説短編集。姉はこんなん読んでたのかなあ。
−恋を探して――。11人の素敵な恋のフォトグラフ。
しかし恋愛小説って入り込みにくい。
恋愛小説なら村山由佳が良いよと、あの狂えるIっちゃんが言ってたけど。
続けて読むもんでもないな、と。
ある意味、何が描かれているのかよくわからなくなる。
恋愛ストーリーは難しい。
共感のしようがないからだ。
takebonoなりに、愛を真剣に想う故に。
恋はノベルで述べきれないな、と。
それもまたソウル的には悪くないが。
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