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◇京極夏彦の妖怪シリーズ第3弾『狂骨の夢』。900Pがなんのその。やっぱり面白くてあっという間に読み終えた。インパクトは『姑獲鳥』や『魍魎』ほどではないようだが、全くかなり面白かったですよ。あららハマってる自分がいるわ。
京極シリーズ全部読んじゃいそ。

−死んだ夫は4度甦り、女は4度首を絞めて殺し、3度の首を斬り落とした――。
教会に現れた女が行った告白は、精神科医に「髑髏の夢」を回顧させ、牧師に「髑髏の記憶」を呼び覚ました。
狂骨――それは井中の白骨。
女。精神科医。牧師。そして狂骨に戦慄する彼等3人を嘲るかのように、逗子海岸を漂う金色の髑髏が目撃される。
「狂骨」の正体は――?
事件が混乱を極める中、とある山中で奇怪な集団自決事件が発生する。
そして――女はまたしても夫を殺した!
全ての怪奇現象と事件の謎が解けるとき、今宵も京極堂の「憑き物落とし」が始まる!!
「この世には、不思議なことなど何一つ無いのだよ」

日本史の部分はまだいいとして、フロイトやらユングやらかじってると面白いんだろうな。しかし民俗学が相変わらず良い。

最近は夏目漱石と京極夏彦しか読んでないな。夏。夏。夏。

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