ノベルを述べる61
◇夢枕獏の『餓狼伝』、読み始めた。こ、これ…抜群の面白さッッッ!!
イタガキ先生のマンガも最高だけど、いや獏の小説も凄まじいな。
震えるな。

−何で闘うのか――? 何のために闘うのか――?
「あんたが恐かった」

闘うために生まれてきた男――孤高の格闘家・丹波文七。6年間の沈黙を破り、彼は帰ってきた!!
自分を叩きのめしたたった一人の男――プロレスラー・梶原年雄を倒すために!!

「人の体重――つまり、引力とてこの原理を応用した関節技は、科学の域にまで達している」 ――ツイスト!?
「人を殺せる素手である」 ――orフィスト!?

どれほどの宿命を費やし。
どれほどの血を流し。
どれだけ互いのことを想い。
傷つけ、磨き上げ、
気の遠くなるくらい創り続けた己の肉体。
他に信じるもの全てを捨てて。
いま。存在と存在が、互いに獣臭を放ち、激突する!!

“おれとおまえとはどちらが強いのかッッ”

2人の野獣が夜の闇に相見え、そして吼えた!!!
おおおおおおお――――ッッッッッッッ!!!!!!!

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