takebonosociologie
2006年10月3日 読書
内田隆三『社会学を学ぶ』。
相変わらず、手に取ってしまった本は、よほどひどくなければ最後まで読む。なぜこんな本を手に取ったのか。
大学に入学したときのこと。学部の新入生歓迎会みたいなイベントで、隣にいた社会学部の4年生の方に唐突に聞いたことがある。「社会学はおもしろいですか?」と。
おもしろいよ、とその人は答えた。ほうっと思った。
「なんでおもしろいかっていうとね――」
その後なぜか聞きそびれたのだけど、そんな記憶が残ってるほどその人は印象的だった。
それ以来、社会学については、何もわかってもいないくせに僕は語っていた。
「おもしろいよ、なんでかっていうとね――」
考える枠組を考える学問、なのだと思う。それもきわめてこう、僕ら寄りでの枠組だ。
社会学的なものを経て初めて、僕は経済学なり法学なりの必要性を感じたわけで。
この社会に生きていることに対して、少し謙虚にさせてくれたわけでもある。
思えば僕は「社会」を恐れていたのだ。
読んでて、そんなことを思い出したり。
相変わらず、手に取ってしまった本は、よほどひどくなければ最後まで読む。なぜこんな本を手に取ったのか。
大学に入学したときのこと。学部の新入生歓迎会みたいなイベントで、隣にいた社会学部の4年生の方に唐突に聞いたことがある。「社会学はおもしろいですか?」と。
おもしろいよ、とその人は答えた。ほうっと思った。
「なんでおもしろいかっていうとね――」
その後なぜか聞きそびれたのだけど、そんな記憶が残ってるほどその人は印象的だった。
それ以来、社会学については、何もわかってもいないくせに僕は語っていた。
「おもしろいよ、なんでかっていうとね――」
考える枠組を考える学問、なのだと思う。それもきわめてこう、僕ら寄りでの枠組だ。
社会学的なものを経て初めて、僕は経済学なり法学なりの必要性を感じたわけで。
この社会に生きていることに対して、少し謙虚にさせてくれたわけでもある。
思えば僕は「社会」を恐れていたのだ。
読んでて、そんなことを思い出したり。
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