◇Yoshi『Deep Love―アユの物語 完全版』。
あのカラフルダーク少女Aも、あの中学生の子も、これを読んだと言っていた。ケータイ小説から口コミで広まったというのは聞いてたけど、なるほど横書きだ。これが渋谷の街を席捲し、現代の少年少女に涙させた小説だそうだ。

読み終えて、これはなんなのだろうかと思った。
うまく言葉にできないけど、これが、いわゆる渋谷の少女の物語?
悲しくなるのは、愚かすぎるから。
腹が立つくらい、気にいらなすぎるから。
小説ファンが言うみたいに、文章がひどいとかストーリーがひどいとか、それ全部その通りだけど、僕はあえて言うつもりはない。実際に、これ読んで感動と共感が生まれたということも、やたらにわかる気がするのだ。
目眩はしたけど吐き気はしなかったとでもいうか。
現実を見た思い。
逆に子供たちが愛しくなるのかもしれない。
こんな小説をケータイで読んで感動するような世界観及び世界に、今の子たちは取り囲まれているんだなあと。

時代だとか。金だとか。愛だとか。
わかってんじゃん。わかってんなら闘えよ。
それが抵抗だとか思ってるわけ?
それが純粋だとか思ってるわけ?
結局幸福計っておきながら。
不幸に苛立ってんじゃないか。
ずるいよ。子ども。
結局飲み込まれるんだろ?
ずるいよ。

第2第3…のアユへ。
そんなふざけた死に方するくらいなら。
僕と一緒に闘っておくれよ。
この世界と闘おうよ。
takebonoさん、待ってるからさ。

コメント

寧
2007年2月22日17:01

いつも跡を残してくれてるから堪らず覗きに来ましたー
始めまして、寧です。
深くまで潜って拝見させていただきましたー

先生ですか、そうですか。
はっきり言って教師など好きではないのですが。
中学時代にtakebonoさんがあたしと闘ってくれたらそりゃあもう変わっただろうなと思いました。

そして、全く持ってこの小説はおもしろくない。
最後まで目を通すことは時間の無駄だと思いました。
性や薬や死などを知らないあたしたち世代がこんな小説に共感を得て変な考えが植えついていくんだと思ったら、将来が怖くて堪りませんw

偉そうなこと言ってほんとは何にも分かっちゃいない寧でした。

mura
mura
2007年2月22日21:50

寧さん、初めまして。最近読み始めてリンクさせていただきました。
こんな腐れブログに相互リンクしてくれてありがと。
支離滅裂なくだらない人間ですがよろしく。
お薦めの小説などあったらおしえてくだされ。

いまの教育は罪です。
かわいいこどもたちがかわいそうでしかたないです。
不労所得に近き塾講師をしててもそう思います。

寧
2007年2月23日0:04

腐れてるのですかw
あらまあ、なんと奇遇なのでしょう!
あたしのところもそうですw

少なくとも周りの大人に感化されて成長してる子供にとっては窮屈な世界ですw
そんな大人に育てられてこんな風に育ってしまったけど。
大人のせいにばかりはしていられません、曲がっても止まっても投げ出さないことの大切さに自分たちも気が付かなきゃなと思ってますー

お仕事頑張ってください。
寧でした

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