僕のマンガ人生

2006年11月13日 読書
手塚治虫『ぼくのマンガ人生』。
なんでこんなにも震えるの。

天国の手塚先生。
手塚チルドレンのtakebonoは、
先生のマンガがなかったら生きてこられなかったよ。

『グリンゴ』も『ネオ・ファウスト』も、
『火の鳥』も、
『ブラックジャック』も、
もっともっと、
もっともっともっともっと、…
描いてほしかった。
読みたかった。
読みたかったよう。

『紙の砦』に震えたtakebonoさんは、
『どろろ』や『奇子』を初めて読んだときの衝撃を覚えてる。
『ミッドナイト』と『七色いんこ』を読みふけり、
『シュマリ』に涙した。
『きりひと賛歌』と『アドルフに告ぐ』に呻き、
『三つ目がとおる』にワクワクし、
『ブッダ』や『ばるぼら』…

ああ、アトムもレオも、
ヒゲオヤジもランプも、
ヒョウタンツギさえも、
生命をかけた、人間の価値の模索だったのだ。

ヒューマンガニズムの偉大な父。
僕に生きろと言ってくれた。

一度でいいから会いたかった。
いまこの混沌の世で、手塚先生が生きていたのなら何を描くだろう。

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