速水敏彦『他人を見下す若者たち』。
最近僕は、売れていると聞くとつい読んでしまうな。傾向を知りたいのだ。

感想は、そうだなあ、まあいつものことなのかなあ。個人主義と若者批判なのかなあ。
まあそうかもねえ、としか言えないなあ。
僕はやっぱり、人の心というやつを簡単に語りたくないのだから。
またしてもMM氏が読んだらぶっちギレそうな本だったわけで。
KT画伯が言うように、僕が読まなくていい本だったと思う。

若者に何を期待しているのでしょう?
そもそも期待する資格なんか、ないのでは?

僕は最近、非正規雇用の職場で勤務中にいっつも思うんだけど。
子どもたちを巻き込んでしまってるな、と。
間違いなく僕らの責任だよな、と。

次世代に申しわけが立たないの。
彼らがいずれ「若者」となり、他人を見下すようになったとしても、
それは間違いなく僕ら大人の責任じゃないか?

批判してその責任誰かのせいにして安心して、わかったふりして逃げたくねーぞ。
若者だけじゃないだろ。仮に納得しちゃっても愚かすぎやしないか。
自分たちだけは正しいだなんて、なんで信じれるんだろ?
愚かすぎやしないか。

不安定な自己肯定と他者軽視。やりきれなさのような仮想的有能感。うん?
僕もそうなのかい?
その一方で、他者への過剰意識と、裏返しのように高度な市場経済が広がってたり。

どうすればみんなで平和に生きられるのだろう。
声に耳を傾けているのだけど、
誰か、何か、言っては、くれないのか?

売れてる本の中だけ、僕らは何かを言われているらしい。もしかして、再チャレンジしろとか、なのか?
何が、よりよいと、誰が、言い切れるのだろう?
僕の周りにいる若者たちは、皆素晴らしい奴ばかりだけれど、
多くの人はそう思っていないのだろうか。

なにもかも、かわいそうになってきた。

コメント

nophoto
いしはら たけなつ
2007年1月13日16:07

「○国人はロケットが飛んだくらいでアイヤーと叫んで喜んでいる」
「○○語が国際語にならないのもむべなるかな」
と他国の人を見下す某国の某知事よりずっとましですわ。
「他国を見下すばか者たち」と改名せえーい!

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