将棋ソウル

2007年4月13日 読書
◇団鬼六『真剣師 小池重明』
すんげえ面白かッた。天才とはこういう生き方がもはや宿命づけられているのかと思った。紙一重の栄光と没落、輝きと退廃、狂気のような悪夢のような、どーしょーもない魅力に溢れたソウルフルソウルなものをそこに見た。

−将棋界には、プロではなくギャンブラーとしての賭け将棋で飯を食う人種が存在する。それが「真剣師」である。ときに彼らは真剣勝負でプロをも凌ぎ、闇の世界に消えていった。
その昔、アマチュア将棋界で伝説となった一人の真剣師がいた。「新宿の殺し屋」の異名を持つ小池重明である。
闇将棋界で裏プロたちと繰り広げる死闘。プロとの真剣勝負。これは、波乱と混沌と破滅に充ちた生涯を送った、将棋界最強最高の真剣師の物語だ。

SKさん最近将棋にこってますよね。今度ぜひ真剣勝負を。
定跡を知らないtakebono将棋は端攻めしかやりません。

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