Nっちゃんと若年層向けのハローワーク行ってきた。
見学と称して色々取材チックに話し込んできた。
対応が親切で良かった。これならみんなに勧められるかも。

その後、厚生労働省の若年層向けの就業支援セミナーとやらに出てきた。
受講生たちみんな暗かった。
セミナーの職員相手に、「頑張ってます!」的なアピールをすることに躍起になってる人が一人いた。「俺は周りよりがんばってるでしょ!」的な。あ〜あと思った。アピールする相手は企業、がんばらなあかんのは就活だろ。こんな所でアイデンティティー充たしてどうすんだ、って思った。
「面接で大切なことは?」と聞かれたので、
「笑顔です!」と不気味な笑顔をつくってやった。
「そうですね!他には?」と聞かれ、5秒ぐらい沈黙のまま職員の顔を凝視して、
「目を見て話す、です!」と。
いやーすばらしい。

職員が一人一人席をまわってアドバイスやら説教的なレクチャーをかましてたのに、僕には「君はぶっちゃけ何でもいけるでしょ、人受け良いでしょ絶対」と。何で君ここにいるの的な視線。
なるほどね、彼らは若年層の雇用問題を全てニート対策だと思ってやがるんだな。よくわかった。

好きなことを仕事にしたいわけじゃなくて、保障された雇用環境と、安定した生活がほしいの。
子供だましすぎるんだよ。

前の席の人は、「この先どうするの?」と職員につっこまれて、半キレで「50歳で死ぬからいいです!」と答えた。
後ろの席の人と話し込んで。
「バイトや派遣にはなれるんだよねー。ただ、正社員への道が恐ろしく厳しいんだよね。僕らニートじゃないんだから、あんな風なニート向け精神論語られてもイマイチなんだよな」

週40時間の労働でも明暗分かれてる、今日の不安定極まる労働市場で。
全員をフリーターにするだけならそりゃあニートは減らせるさ。
こんなもので対策をうってるつもりなら、何も言いようがない。

コメント

nophoto
takenatu
2007年7月1日23:28

一瞬タイトルがハローニコチンワークにみえたぜ。

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