どうせおれなんかと
ひきこもりながら
立ち上がりかけた足は
震えている
どうせあいつなんかと
黙り込みながら
握りしめかけた手は
震えている
目を逸らしながら
目指してたつもりの
壁を張りながら
守ってたつもりの
無駄にくだらなく
特になんでもなく
死ぬ前にすることが
生きる前にあって
消えようとしてた僕に
まとわりつきながら輝く
とどめさえさされずに
何もせずに藻掻いて
生きた証よりも
生きたものを求めて
日が沈む頃に
窓を開けて
泣いた
−☆
ひきこもりながら
立ち上がりかけた足は
震えている
どうせあいつなんかと
黙り込みながら
握りしめかけた手は
震えている
目を逸らしながら
目指してたつもりの
壁を張りながら
守ってたつもりの
無駄にくだらなく
特になんでもなく
死ぬ前にすることが
生きる前にあって
消えようとしてた僕に
まとわりつきながら輝く
とどめさえさされずに
何もせずに藻掻いて
生きた証よりも
生きたものを求めて
日が沈む頃に
窓を開けて
泣いた
−☆
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