何かしらないけど夜中起こされて、部屋を代わってくれとかってので、寝ぼけたまま移動した。移動した先の部屋は男女数人ずついて何やら静かな2次会って感じだったけど、別に加わらなくて寝た。連中の話聞いてても面白くなかったから。何でだろ。こんなシチェーション。二度と無いってわかってて、でもソウルのコラボは全く期待してなくて、連中が何を語りかけてきても僕はドキドキもワクワクもしなくて、僕が何か語ってウケても別に楽しくなくて、アルコールで頭はクラクラすんのに冷めてるこの感覚。このゼミつまらないな。何でだろ。 僕はきっと期待を裏切らずに予想を裏切ってほしいんだ。イタガキさんのマンガのようにさ。そこにソウルがあるんだって。

朝起きて食堂で朝食。僕の前の席に、遅くきた先生が座った。何か話さなきゃーと思いながら何も話せない自分。話そうと思えば無理にでも話せたけど、別に気後れでも気まずさでも自信云々でも全然なくて、いうならばそれは「クズの壁」だった。話すことなんて、本当に見当たらなかったんだ。
ギリギリにチェックアウトして、HR君の車で軽井沢駅まで送ってもらった。道路にはすごい霧が出ていて、ガソリンがきれそうで焦ってたHR君は道を間違えた。
TA君以外はまだ遊んでくらしくて駅で別れた。TA君は10分後の新幹線で早々と帰っていった。僕は軽井沢駅をブラブラしながら、また鈍行で独り旅でもしながら帰るかなあとか思ってたけど、財布の金が尽きそうだったし、何か非常に疲れていたので、やっぱ僕も新幹線で帰ることにした。うろつくにも、軽井沢は霧がかかってて、すごく寒かったし。霧雨のかかるプラットホームに佇みながら、色々なことを考えた。昨日の先生の言葉を思い返したりした。新幹線車内で、横川名物「峠の釜飯」を食う。長野新幹線は速い。ボーっとしてたら一気に上野に着いた。僕がよくする鈍行鉄道旅からしたら全く凄まじい速さだ。これが文明の力か。味気ないな。車内にはスーツ姿のおっさんが多く、軽井沢は通勤圏内なんだって電車男TAが昨日言ってたのを思い出した。そんなもんかい。
帰って疲れて寝た。これで夏も終わりかな。
takebonoの長野夏合宿旅はあっさり終わってった。楽しかったんじゃないかな。こんなもんだろ。 卒業単位は足りてるし、あとはゼミと卒論と取り残した授業だけ。学生生活はもう残り半年もない。なんかやりたかったことは全て叶ってしまった。それだけ僕は僕の人生を過小に眼差していたんだな。大学卒業後の人生では、誰も与えてくれやしないものを創っていきたい。あと残りの、最後の学生生活を、どんなふうに僕はソウルって生きていこうかな。 
東京に帰還した日、takebonoを包む夜の闇は、いつだって彼の味方になってくれるかのように、それは静かに静かに確かなる時計の針を刻んでゆくのでした。
takebono、東京帰還。

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