今回読む村上春樹作品は『羊男のクリスマス』ですよ。佐々木マキさんが描く絵本ですよ。羊博士、208・209双子、右左ねじけ兄弟、海ガラスの奥さん、なんでもなし、聖羊上人、いろんな春樹キャラが登場します。なんて素敵なんだろ。
『蛍・納屋を焼く・その他の短編』も読みました。『納屋を焼く』は良いね。まあまあ。

金城一紀を初めて読む。『SPEED』。ライトノベルって感じ。一気に読めるな。面白かった。シリーズなのかな多分。
−憧れていた家庭教師の女子大生が自殺した。そしてその日から私の冒険は始まった。醜悪な学園祭を覆う巨悪と社会の闇に立ち向かうために、私は奇妙なゾンビー野郎たちと一緒に、強大な敵を相手にした精一杯の闘いを挑む。世界を少しだけ殴りつけてやろう。私と私たちの世界を作り直すために。ハートとソウルと、ただ素敵なスピードに乗って私は走り出す。

はまりつつある森博嗣ミステリは3冊目。『六人の超音波科学者』。Vシリーズって面白いね。
−豪雨の山中で孤立した研究所に6人の博士が集うとき、その恐るべき殺人は遂行された。頭部が無くなり、手首が無くなり、そして死体までもが無くなった。 「大切だからって一体何なのでしょうか? 大切なものって、何が大切なのですか? 大切に思うことが大切なのかしら? それとも、大切だと教えることが大切なの?」 車椅子に乗った仮面博士の魔法陣。地下に眠る殺人の構造。解答は、全てが一つにつながるということ。

最近は僕の心臓の冷めた部分を無理矢理震わせてやろうと思い立ち、恐怖にそれを求め、ホラー小説に挑戦。巷では恐ろしいと評判の小林泰三の『玩具修理者』を読んでみましたよ。うん確かに恐い。文章で魅せる恐怖とはこのことか。
−玩具修理者は子どもたちが持ってくるものを何でも修理する。壊れたお人形…映らないTVゲーム…死んだ猫…脳味噌が潰れた赤ん坊…そして…血が滴り剥がれ落ちた肉片の…。

…恐えっ。グロいっ。いいぞっ。

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