takebonoミステリー読書週間です(勝手に決めたけど)。ミステリばっか読むのです。今回はMM氏に借りた東野圭吾3連発。

◇まずMM氏推薦1冊目は『鳥人計画』。なかなか面白かった。これが東野ミステリか。うむ。
−日本スキージャンプ界を担う「鳥人」エース・楡井が毒殺された。捜査が行き詰まる中で、警察に一通の手紙が届く。それは犯人の正体を告げる密告状だった。警察に逮捕された犯人が留置場で推理を巡らせる。「何故俺が犯人だとわかったのか?誰が密告したのか?」 恐るべき「計画」が姿を現す中、犯人が「密告者=探偵」を推理するという逆転の展開が、二転三転を繰り返した末に衝撃の結末へと読み手を誘う!
「人間らしさとは敗北を意味する。それとも科学力を駆使した勝利よりも、人間らしさを追求した敗北の方が価値があるとおっしゃるのですか?」

◇MM氏推薦東野圭吾2冊目『魔球』。これまたなかなか面白かった。
−弱小だった開陽高校野球部に突如出現した天才投手・須田は、その剛速球で高校野球界を震撼させていた。地区大会予選9回裏二死満塁で、須田はたった一度だけの魔球を投じる。――大会後、須田とバッテリーを組んでいた主将兼捕手・北岡が刺殺死体で発見された。犯人は?野球部の中にいる?? そしてその数日後、エース須田が右腕を切り取られた変死体で発見された。2つの殺人に共通するダイニングメッセージ「魔球」を巡り、あらゆる思惑が交錯する。そしてラストは驚愕の真実が読み手を襲う!

◇3冊目は『悪意』。登場人物の手記と記録だけで構成される綿密なストーリー展開がとても面白かった。つまり読み手にとって必要不可欠な「客観性」がなかったりするのだ。実際そこにヒントがあったりなかったり。絶妙。
−人気作家が仕事場で殺された。第一発見者となった幼なじみが、手記によって事件を記録する。同時進行する刑事の記録が、事件の奥深くに潜む悪意を探し出す。そして逮捕された犯人の手記が、また新たな謎と疑惑を呼び覚ます。人が人を殺すことに、人が人に殺されたことに、僕たちはどこかに何かを意味づけることができるのだろうか。ラストは戦慄の真相が読み手を震撼させる!

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