えほんをのべる

2006年9月6日 読書
えほんをのべる
佐野洋子『100万回生きたねこ』
マイ絶賛。

僕ん家は、物心ついたときから猫を飼っていた。
だからかもしれない。

年に一回は僕はこの本を開く。
子どもの頃は、ただわけもわからずに泣いた。
大人になってからは、わけをわかろうとして泣いた。

本当はきっと。
可笑しいわけでもない。
悲しいわけでもない。
誰と共有するものでもない。

自分一人だけのとき。
そっと。
ただ涙を流す本がある。

生きているということに。
ただ涙を流す本がある。

抱きしめたくなる。
僕にとってこの本はそんな一冊だ。
うちのねこさんもそんな存在だ。

うちの猫のプーたんに、似てんのよね。

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