takebono北土制覇旅 6日目
2007年8月15日 旅行
この国の最南端を目指そうと思い立ったのが、4年前の夏のこと。あの波照間島の美しすぎる海が広がる断崖絶壁で、僕は水平線を眺め続けたんだっけ。
最北端の宗谷岬に行ってみたかったのは、僕の本当にどうでもいい陳腐でくだらない征服感のようなものだったんだと思う。北の果てをただ見たかったんだと思う。外国でも宇宙でもなく、ただいま思うところの最北端ってやつをだ。この国の北の果て、僕はこの目で見たかった、それだけだったんだと思う。
旭川市発稚内行きの宗谷本線に乗ろうとして早朝、僕は旭川の街を全力疾走していた。どこをどう迷ったのかもわからないんだけど、一本道だったはずの駅までの道を間違えたのだ。恐るべき方向音痴ぶりは旅の気楽さで更に酷くなっていた。
間に合わなければこの日の宗谷岬は断念するつもりでいた。
発車1分前に駅に飛び込んだ。駅員の姿を探す余裕すらなく見当をつけて滑り込んだホームで、しかし電車は動き出していた。僕は大きく手を振った。
奇跡的に電車が止まる。ドアが開く。心も広い北海道。
一人でダイヤを乱してしまったなあと、心臓が止まりそうなほど音を立ててる中でそう思った。
その後電車は6時間をかけて稚内に到着した。
稚内からはバスで宗谷岬へ。
曇天だったけど雨は持ちこたえた。
こうして僕は念願の最北端に到達した。(写真)
宗谷岬は寒かった。長袖Tシャツ持ってきててよかった。
寒かったけどビールを飲んだ。
やっぱり美味しかった。
北の果て。
北土制覇。
takebonoの旅はまだ続く。
最北端の宗谷岬に行ってみたかったのは、僕の本当にどうでもいい陳腐でくだらない征服感のようなものだったんだと思う。北の果てをただ見たかったんだと思う。外国でも宇宙でもなく、ただいま思うところの最北端ってやつをだ。この国の北の果て、僕はこの目で見たかった、それだけだったんだと思う。
旭川市発稚内行きの宗谷本線に乗ろうとして早朝、僕は旭川の街を全力疾走していた。どこをどう迷ったのかもわからないんだけど、一本道だったはずの駅までの道を間違えたのだ。恐るべき方向音痴ぶりは旅の気楽さで更に酷くなっていた。
間に合わなければこの日の宗谷岬は断念するつもりでいた。
発車1分前に駅に飛び込んだ。駅員の姿を探す余裕すらなく見当をつけて滑り込んだホームで、しかし電車は動き出していた。僕は大きく手を振った。
奇跡的に電車が止まる。ドアが開く。心も広い北海道。
一人でダイヤを乱してしまったなあと、心臓が止まりそうなほど音を立ててる中でそう思った。
その後電車は6時間をかけて稚内に到着した。
稚内からはバスで宗谷岬へ。
曇天だったけど雨は持ちこたえた。
こうして僕は念願の最北端に到達した。(写真)
宗谷岬は寒かった。長袖Tシャツ持ってきててよかった。
寒かったけどビールを飲んだ。
やっぱり美味しかった。
北の果て。
北土制覇。
takebonoの旅はまだ続く。
コメント