100M

2008年10月15日 お仕事
15年前、陰惨たる心持ちで僕はその距離を駆け抜けた。
ゴールで待ってくれてるやつなんて一人もいなくて。
血の味のする動悸と、ブルーにブルーが塗りたくられたような気持ちだったことを覚えている。

いま、同じ場所で、同じ距離を、同じように駆け抜けてくる足音に耳を澄ませ、
僕はゴールでドキドキしながら待っていて、
かけがえのないものたちとハイタッチした。

ずっと考えてた。何のために走るのだろうかと。
たぶん、なんのためでもないから走るのだ。
何処に繋がっているのか、何が生まれるのか、わからないから走るのだ。
そんなことを考えないから、思いっきり走れるのだ。

涙出るくらい、みんなかっこよかった。

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