こわくないからもうこわされやしない
2008年12月23日 読書
笹山尚人『人が壊れてゆく職場-自分を守るために何が必要か』
著者は、労働問題を主に活躍する現役弁護士さんです。
狂った現場の労働実態、イカれてる会社に、勇気を持って立ち向かっています。
壊されて潰されかけているどーしょーもない弱者のために、愚痴でもなく気休めでもなく、自分の持つ全ての力をもってして闘う姿には、感動します。
いまや労働基準もなにもあったもんじゃなくて、企業はほんとにえげつないやり方で労働力を使い捨てています。
労働者側も、合法内ならば手段を選ばずに主張していかなければ、泣き寝入りで終わるだけなのです。
働く人一人一人が自分が持っている権利を知ること。
労働組合を、機能させてゆくこと。
いまわずかに残されている権利を正しく行使するだけでも、かなりのものが救われてゆくはずだという筆者の意見は、まったく僕の意見と同じなのでした。
労働法を学ばなければ、僕も、潰され壊されてゆく労働者の一人だったんだ絶対。
「こんな社会」になってしまったことに、労働者の側に責任はない。
しかし、「こんな社会」で働いて生きていく以上、自分の心身を守り、自分や家族の生活を豊かなものにしていくことは、自分で考え実践しなければならないこともまた確かだ。
著者は、労働問題を主に活躍する現役弁護士さんです。
狂った現場の労働実態、イカれてる会社に、勇気を持って立ち向かっています。
壊されて潰されかけているどーしょーもない弱者のために、愚痴でもなく気休めでもなく、自分の持つ全ての力をもってして闘う姿には、感動します。
いまや労働基準もなにもあったもんじゃなくて、企業はほんとにえげつないやり方で労働力を使い捨てています。
労働者側も、合法内ならば手段を選ばずに主張していかなければ、泣き寝入りで終わるだけなのです。
働く人一人一人が自分が持っている権利を知ること。
労働組合を、機能させてゆくこと。
いまわずかに残されている権利を正しく行使するだけでも、かなりのものが救われてゆくはずだという筆者の意見は、まったく僕の意見と同じなのでした。
労働法を学ばなければ、僕も、潰され壊されてゆく労働者の一人だったんだ絶対。
「こんな社会」になってしまったことに、労働者の側に責任はない。
しかし、「こんな社会」で働いて生きていく以上、自分の心身を守り、自分や家族の生活を豊かなものにしていくことは、自分で考え実践しなければならないこともまた確かだ。
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