ケー罪

2009年1月20日 読書
根井雅弘『経済学はこう考える』

資本主義を嘆き、社会主義を憂いたマーシャル。
市場経済の欠陥をまなざし、資本主義を救ったケインズ。
等々、その他にもいろんな歴史的な経済学者がとりあげられています。

経済は進化する生もの。経済学は生ものを追って進化し続けてる。
いつのときも、その時々の政治ってやつが市場メカニズムってやつに対してとる立ち位置とそのバランス、採用する政策にあるようなかんじ。

わかりやすい議論がいくらでもとっくの昔からなされているのなら、やっぱり経済の在り方なんか僕たちには無理で、だから政治なのでしょうか。

「変えることのできない過去とまだ未知の将来との間に、たえず動きつつある瞬間において人間は生活しているのだ」(J.Robinson)


マーシャルに申し訳ないなと思った。


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