そふぃ~

2009年12月27日 読書
ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙』

10年前に半分読んで放り出したままの本を、
いま手に取ってみたら一気に読み終えていた。

難しいことは何一つ無いのが哲学。
あらゆる学問や科学の根っこ。素敵なる知。
古代から現代科学まで、貫かれている知の体系、歴史。
きっとだれでも一度は妄想したことのある、
世界や、自分や、生きていることや、存在してることへの、
考え方。
思い方なのだわ。

日々のあれやこれが、些末でちっぽけで、
対応しなくてはならないものにしかすぎないことに、
理屈なんかこねればこねるだけ疲れるのかも。
一生懸命に生きようとすれば、真摯に向き合おうとすれば、ぶつかるものはいつだってくだらなさと馬鹿馬鹿しさ。
それぞれの限界までの知を持ってして、真っ向勝負で、世界や存在や生命に挑んでいった哲学者たちに、
到底申し訳ないような知の使い方しかできないんだもん。

師走の夜空に、ビッグバンに思いをはせながら。

この広い宇宙で、
あなたは誰だっけ?
takebonoさんですよ。


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