◇横山秀夫『震度0 』
-阪神大震災の朝、N県警本部警務課長・不破義人が姿を消した。情報と思惑が錯綜する中、事件は警察内部を静かに震撼させていた。

おもしろかった。

◇三津田信三『スラッシャー 廃園の殺人』

-ホラー作家が姿を消した廃墟庭園で、映画撮影をするために入り込んだ男女。黒い殺人鬼の殺戮ショーが開始された。

スラッシャー!
ゲ、ゲー!

◇『本格ミステリ05 2005年本格短編ベスト・セレクション』

短編を読みたくなって。

鬼ごっこのがよかたかな。

◇恒川光太郎『夜市』

-今宵は夜市がひらかれる。
幼き頃迷い込んだ夜市で、あるものを売りあるものを手に入れた少年。
少年は成長し、今宵の夜市を待っていた。

独特の雰囲気。
哀愁とホラーと。

◇矢月秀作『D1 警視庁暗殺部』

-警視庁が極秘に設立した「暗殺部」は、法でさばけぬ悪党を暗殺する特殊部隊である。白ずくめの集団が起こした吉祥寺の放火事件で、遺体から検出されたエボラウイルスは東京を震撼させた。暗殺部が立ち上がるとき、巨悪の存在が闇にまぎれ動き出した。

ワイルド7的なやつやね。

◇筒井康隆『ロートレック荘事件』

読みましたロートレック。
うーん。
そうねえ。
◇鮎川哲也『リラ荘殺人事件』

-日本芸術大学の学生七名が訪れた寮「リラ荘」。その夜、2人の学生の突然の婚約発表が行われ、翌朝、崖下で1つの死体が発見される。死体には、死を意味するスペードのAが添えられていた。そしてスペードの2が郵便受けから見つかり、第二の殺人が。

まあまあおもしろかったですよ。
◇岡島二人『そして扉が閉ざされた』

-3ヶ月前に事故で死亡した富豪の一人娘。遊び仲間だった男女4人が、娘の母親の手で地下シェルターに閉じ込められた。極限の密室で脱出をはかる4人の中で、事故の真相が一つ一つ暴かれていく。

おもしろかったです。
ひさびさにおすすめ。
◇中井英夫『虚無への供物(下)』

密室の風呂場、ガス殺人の謎、古アパートの怪事件、黄色い部屋の秘密、誕生石の真実、五色不動の答え、全ては虚無への供物とワンダーランド。

アジャパーな展開。
◇中井英夫『虚無への供物(上)』

-昭和二十九年。洞爺丸沈没事故で両親を失った氷沼蒼司・紅司の兄弟は、従弟の藍司、叔父の橙二郎とともに氷沼家へ集結する。そこで起こる惨劇は、事故か自殺か殺人か。駆け出し歌手・奈々村久生たちの推理合戦が始まった。


◇深水黎一郎『最後のトリック』

-スランプ中の作家のもとに届いた謎の人物からの手紙は、「読者が犯人」という不可能トリックのアイディアを買ってほしいというものだった。謎の人物が仕掛けた最後のトリックは、ミステリー界を揺るがせるのか。

読み終えたらあなたが犯人になっているという謳い文句があったけど、、、

ゲ、ゲー!


◇品田遊『止まりだしたら走らない』

特に仲良くもない先輩と休日早朝の中央線で、
東京-高尾を移動する。
合間合間に、ほんの少しのオムニバス。

思えば、見知らぬ他人同士が、同じ時間を空間を、シェアしながら移動することって、不思議で素敵なことなのかもね。

ラストは落差でそうきたかと。
いい小説じゃないか。

労貴法

2015年11月8日 読書
深笛義也『労働貴族』

現行ルール下で必須となる御用組合。
やはりシステム。
あまりにも、あまりにもですよね。
ブラック企業と、既得権益。

労労

2015年11月5日 読書
城島正光『労働組合読本 新装改訂版: 多様な働く人が互いに支えあうやさしい職場つくり、働くことを軸とした安心社会の実現に向けて』

現代のこの労働者生活の状況、どんなふうに見ながら、
なにかを語り合うのだろうか誰も彼も。

◇伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』

伊坂っぽ。
まあまあ。

らんらん

2015年10月8日 読書
向井蘭『社長は労働法をこう使え!』

おもしろかた。

社長、2000万円ですぜ。

らんさん

2015年10月3日 読書
向井蘭「会社は合同労組・ユニオンとこう闘え!」

経営者を助けることは、労働者に向き合うこと。

ふるきよきこれまでが、いかに特殊で奇跡だったのかということを、
思い知らされるような、激動の時代がもうきている。

主義主張が情報の波で乱れ飛ぶ中で、
力強い知の一つが法律だ。

知らないやつが地獄を見るのだし、
助けたくもない奴にそれをわざわざ知らせはしない。

◇有栖川有栖『虹果て村の秘密』

-推理作家を夢見る小学6年生・上月秀介は、刑事を夢見る同級生・二宮優希と、虹果て村で夏休みを過ごしていた。高速道路建設をめぐって揺れていたこの村である夜ひとつの殺人事件が起きる。「夜に虹が出たら人が死ぬ」という村の言い伝え通りに、男性が密室状態の自宅で殺害されたのだ。小学生探偵コンビが事件に果敢に挑戦する。

児童向けミステリ。
故に面白かった。
夏休みを過ごす村で起きる事件なんてほんとあの頃の冒険。

◇島田荘司『帝都衛星軌道』

-一人息子が誘拐され、身代金の額はわずか15万円。受け渡し人は妻。場所として指定されたのは山手線。完璧な包囲網を敷く警察と犯人の、帝都衛星軌道の攻防戦。

さすが島田御大。
壮大なスケール。
◇中山七里『贖罪の奏鳴曲』

-弁護士・御子柴礼司が遺棄した死体は強請屋ライター。御子柴には14歳のとき幼女バラバラ殺人罪の過去があった。死亡推定時刻に法定にいた鉄壁のアリバイを、警察が追跡する。


贖罪なのかこれ。

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