絶望の国のカオスにアディオス〔?〕
2005年10月7日 戯言戯言諸々その他閉塞感。疎外。孤独。不安定。使い捨て人生。やけっぱち人生。不安。不安。不安。キレちまえ。みんなみんなキレちまえ。なくなればいい。そんなことを臆面も無く思ってたあの98年(「希望」消失開始年)当時、僕にとっては社会なんか暗黒でしかなかった。社会の正体もわからず脅えてた僕は、得体の知れない怪物をぶっ殺そうといつも思ってた。変わらないものは変わらないのだけど、でも今の僕はそのダークサイドにちゃんと向き合おうとしているよ。
戦後日本の安心社会が崩壊した。平凡な幸せはもうこの国では叶わない。希望が生まれた故に絶望が乱造された。日常生活を送る限りは普遍的なリスクを取らざるを得ない社会。「リスク社会」。みんな一緒ならそれでもいいのか。ざけんなと僕は何度も言ったっけ。 そして弱者同士の連携はもう在りえ無い。全く同じ立場の人なんか近くにいないからだ。だからシンパはありえないんだって。死ぬ思いをしながら家族のために働いている人間、夢のために困窮する努力家、豊かなパラサイトシングル、気ままなフリーター、確かにそれぞれが同レベルの社会的経済的弱者であることは疑いようが無いのだけれど、でもその質はそれぞれが全く違う。「質的格差」。資本経済の果てに、労働者たちは見事に分断されたってことだ。これからの万国の労働者たちに団結は、ない。 「自己責任」自体からの逃避は、「運頼み人生」を生むという。グッドラックとしか言いようがない。
結婚する奴も、子ども産む奴も、ローン組む奴も、年金払う奴も、すげえ偉いと思う。むっちゃすごい。僕は考えらんねえ。ありえねえ。だってリアルが無さすぎる。全部全部全部リスクだろそれ。何10年後か僕は生きてるのかもわかんねえのに。将来が予測できたのなんてバブルまでだろ? でもこんな考え方がそもそも希望格差社会なのかもな。「勝ち組」「負け組」なんて所詮結果論の二極化現象。もはや今は「希望あり組」「希望なし組」だろ二極化。「希望」の格差ってそういうことだよな。僕はやっぱり後者なんだろうか。
成熟経済が終身雇用を破壊。
自由社会が既存を破壊。
破壊に伴って連鎖的崩壊を続ける各種の「神話」。
学歴インフレそして学校教育におけるパイプラインの「漏れ」が生む雇用市場のミスマッチ。
少子高齢化が年金制度を破壊。
テロが平和を破壊。
人が社会を、社会が人を、破壊する。
インフレする生命。創らせてもらえないソウル。
はて。希望とは何だったのか?アメリカンドリームでも社会主義革命でもないそれは。山田昌弘の結論は無難なものだった。一つは、こんな希望格差社会で生きてくために力をつけること。もう一つは、従来の考え方を変えること。「希望」に沿うか、「希望」を捨てるか。僕は結局後者を選ぶことになるのかな。
「希望」に格差が生じている。だけど僕にとってそれはソウルの差のようにも思う。生きていこうとする動機付けは、僕の中でもう「希望」なんかではなく、「ソウル」だったんじゃないか。いつからか、それは、そう、そういうことだった。
「希望」に格差が生じている。これからの社会は間違いなく不安定社会だ。だけどそれは可能性の社会でもある。一律な「希望」なんかもう捨てて、新しい希望を探しにゆこうと思う。卑屈な僕にとっては大前進か。だけどそんなものあるのかどうか。でも僕は思うんだ。あるんじゃないかって。どこかに。根拠無く思う。それも一つの「希望」かもな。
takebono hopes…〈この世界の全ての人に「希望」あれ〉
戦後日本の安心社会が崩壊した。平凡な幸せはもうこの国では叶わない。希望が生まれた故に絶望が乱造された。日常生活を送る限りは普遍的なリスクを取らざるを得ない社会。「リスク社会」。みんな一緒ならそれでもいいのか。ざけんなと僕は何度も言ったっけ。 そして弱者同士の連携はもう在りえ無い。全く同じ立場の人なんか近くにいないからだ。だからシンパはありえないんだって。死ぬ思いをしながら家族のために働いている人間、夢のために困窮する努力家、豊かなパラサイトシングル、気ままなフリーター、確かにそれぞれが同レベルの社会的経済的弱者であることは疑いようが無いのだけれど、でもその質はそれぞれが全く違う。「質的格差」。資本経済の果てに、労働者たちは見事に分断されたってことだ。これからの万国の労働者たちに団結は、ない。 「自己責任」自体からの逃避は、「運頼み人生」を生むという。グッドラックとしか言いようがない。
結婚する奴も、子ども産む奴も、ローン組む奴も、年金払う奴も、すげえ偉いと思う。むっちゃすごい。僕は考えらんねえ。ありえねえ。だってリアルが無さすぎる。全部全部全部リスクだろそれ。何10年後か僕は生きてるのかもわかんねえのに。将来が予測できたのなんてバブルまでだろ? でもこんな考え方がそもそも希望格差社会なのかもな。「勝ち組」「負け組」なんて所詮結果論の二極化現象。もはや今は「希望あり組」「希望なし組」だろ二極化。「希望」の格差ってそういうことだよな。僕はやっぱり後者なんだろうか。
成熟経済が終身雇用を破壊。
自由社会が既存を破壊。
破壊に伴って連鎖的崩壊を続ける各種の「神話」。
学歴インフレそして学校教育におけるパイプラインの「漏れ」が生む雇用市場のミスマッチ。
少子高齢化が年金制度を破壊。
テロが平和を破壊。
人が社会を、社会が人を、破壊する。
インフレする生命。創らせてもらえないソウル。
はて。希望とは何だったのか?アメリカンドリームでも社会主義革命でもないそれは。山田昌弘の結論は無難なものだった。一つは、こんな希望格差社会で生きてくために力をつけること。もう一つは、従来の考え方を変えること。「希望」に沿うか、「希望」を捨てるか。僕は結局後者を選ぶことになるのかな。
「希望」に格差が生じている。だけど僕にとってそれはソウルの差のようにも思う。生きていこうとする動機付けは、僕の中でもう「希望」なんかではなく、「ソウル」だったんじゃないか。いつからか、それは、そう、そういうことだった。
「希望」に格差が生じている。これからの社会は間違いなく不安定社会だ。だけどそれは可能性の社会でもある。一律な「希望」なんかもう捨てて、新しい希望を探しにゆこうと思う。卑屈な僕にとっては大前進か。だけどそんなものあるのかどうか。でも僕は思うんだ。あるんじゃないかって。どこかに。根拠無く思う。それも一つの「希望」かもな。
takebono hopes…〈この世界の全ての人に「希望」あれ〉
「ヤリバのアリカ」
2005年10月6日教職のゼミに出てきた。なんとか、なんとか形になってきた。正念場だ。がんばろう。
TGとMZと昼御飯食べて話した。こいつら緊張感ねえな。実に無害だな。
その後食堂でHと色々話した。いろんなことが話しやすいなHとは。お互いの卒論のテーマは、やはりそれぞれの生きてきた生き方や自分や世界をより理解しようとする、学生生活の最後に在るべき命題のようなものなのかも。性格って才能でもあったり、運命でもあったり、面白いものなんだな。Hはホントいい奴だな。
その後もID君やITやら、いろんな奴と食堂で会ったけど、ITとは話すネタが無いな。どうしょーもないくらいに無いな。 木曜日は社学の知り合いを見かけないな。
5限の授業中は、Hに借りたマンガをずっと読んでた。とってもいいマンガだった。涙ぐみそうになった。はあ。こんなマンガが描きたいなあ。
帰りの電車の中で小説のアイディアがボンボン浮かんだ。イカれてるな。くだらねーストーリー。タイトルはね「ヤリバのアリカ」。
家帰ったら、夕飯にイトーヨーカドーの全国駅弁フェアとかで、摩周湖ラム肉弁当を親父が買ってきてくれたのでいただいた。ひっぱりだこ飯も福井かにめしも売り切れだったって。くそー。しかしラム肉めちゃ美味。 今年から大学に通っている親父が、帰りにイトーヨーカドー曳舟店で買ってきたらしいけど、曳舟店っつっても曳舟駅前になくてだいぶ歩いたんだよちくしょう疲れたよとかって苦笑いしてた。いやいや弁当のために、おつかれっす。
なんか眠くて寝る。書き残すことも今日は無し。
TGとMZと昼御飯食べて話した。こいつら緊張感ねえな。実に無害だな。
その後食堂でHと色々話した。いろんなことが話しやすいなHとは。お互いの卒論のテーマは、やはりそれぞれの生きてきた生き方や自分や世界をより理解しようとする、学生生活の最後に在るべき命題のようなものなのかも。性格って才能でもあったり、運命でもあったり、面白いものなんだな。Hはホントいい奴だな。
その後もID君やITやら、いろんな奴と食堂で会ったけど、ITとは話すネタが無いな。どうしょーもないくらいに無いな。 木曜日は社学の知り合いを見かけないな。
5限の授業中は、Hに借りたマンガをずっと読んでた。とってもいいマンガだった。涙ぐみそうになった。はあ。こんなマンガが描きたいなあ。
帰りの電車の中で小説のアイディアがボンボン浮かんだ。イカれてるな。くだらねーストーリー。タイトルはね「ヤリバのアリカ」。
家帰ったら、夕飯にイトーヨーカドーの全国駅弁フェアとかで、摩周湖ラム肉弁当を親父が買ってきてくれたのでいただいた。ひっぱりだこ飯も福井かにめしも売り切れだったって。くそー。しかしラム肉めちゃ美味。 今年から大学に通っている親父が、帰りにイトーヨーカドー曳舟店で買ってきたらしいけど、曳舟店っつっても曳舟駅前になくてだいぶ歩いたんだよちくしょう疲れたよとかって苦笑いしてた。いやいや弁当のために、おつかれっす。
なんか眠くて寝る。書き残すことも今日は無し。
絶望の国のカオスにアディオス〔?〕
2005年10月5日 戯言戯言諸々その他「希望」。それは人間が最期までどこどこまでも確かに微かにその胸に抱くものであるらしい。帝大の坂田だってそう言ってた。また、「希望」を抱くことによって人は死に急ぐって、偉大な福本漫画が散々描いてくれたっけ。
この国から「希望」が失われている。そして「希望」に格差が生じているという。それが僕らが生きている現在なのか。そしてこれからも生きていく未来なのか。未来を望みそれに向かい生きようとする意欲のようなものにさえ、今や明確に個人差が出てきたってこと?僕はどうだろ?全然わかんね。だからどうしたって。だから僕らはどうするのかって。中学校の頃のあの生活指導のゴロツキN教諭なら、あいつならきっとこう言うだろうぜ。「悩み苦しめ」
1998年―「希望」が失われ始めた年―は、中年男性の自殺率が一気に増えた年であると作者はいう。同時に、青少年犯罪・ひきこもり・不登校・家で全く勉強しない子が急増した年であるとも作者はいう。それは、「現在は豊かだが将来は全く見通しのたたない状況」の直面であるともいう。やけっぱち。享楽。ひきこもり。そんな「使い捨て人生」がこれから急増してゆくんだって。恐え。 結局、社会の豊かさと人々の自由度の増大は、その豊かさを維持する行動や自由な行動において、社会自体にリスク化と二極化をもたらしたのだ。バブルまでには社会は予測可能性・到達可能性そして安定に満ち、嫉妬心すら前向きなエネルギーとして、あの高度成長期とは凄まじいスピードで経済成長を駆け抜けた疾風の時代だったのか。あの頃は未来こそが「希望」だったのか。本当にそうだったのか。
僕は僕なりに、ずっと考えてたんだ。「希望」ってなんだったんだろ?って。 高校卒業する間際に、選択教科の国語かなんかの自由課題かなんかで、僕は原稿用紙100枚くらいかけて「自分史」を書いたっけ。あのtakebono18年史の最終章タイトルも確か「希望」だったっけ。「自分史」自体、今や読み返したくないほどひどい内容だけど、やっぱり僕自身わけのわからないままに「希望」を探していた。思えば、神に与えられたこの生命この時代を生き抜こうとする、どこかエネルギーのようなものを、模索し続け、僕は「希望」をずっと探していた。それが「ソウル」の前身だったように思う。「希望」が存在するのなら、そいつは自分にとって何なんだろ?とか、それは存在するのか?とか、見つからなかったら自分は生きていけるのだろうか?とか、よく考えたりしたっけか。あの20世紀末、それはそう相当に、きっと僕は若かったんだ。
この国から「希望」が失われている?この国には「希望」だけがない?でも希望ってやつが何なのかもわからず、20世紀は僕にとってただ息苦しく生きづらかった。アフターバブルに物心つき、ベルリンの壁やソ連の崩壊や、55年体制の終局や、大量消費社会の台頭や、とかく変動期を傍観して生きてきた僕らの世代にとって、結構感じるものは多いんじゃないかって。「希望」って何だろ?そんなものあるのか?という、感覚や雰囲気にも似た深層の思いのようなもの。
多くの人が落胆している。自分の人生に希望がないことを。未来に対する不信感と共に。だから多くの人が、そのリアルから逃れるために、将来不安を感じないために、実現可能性のない夢にすがる。誰かよく言うね。「夢を持て」ってか?だけどそれは現実逃避するためだけの道具だ。まさに「夢」。ドラッグよりたちが悪いんじゃねえか。 僕は思う。takebonoは言い切る。「夢は現実逃避のためにあるのではない」ってさ。現実から逃げるためだけじゃねえ夢を、僕は見果てたい。絶対。
この国で僕らは将来の不良債権になるのかもしれない。だけど、燃えないゴミよりは燃えるゴミでいようぜみんな。そうだよ。五味はPRIDEの希望の星ですよ。現実を忘れる夢をみせてくれますよ。
僕らは、バブル以前の「希望」なんか捨てればいい。恐るべき自由の中で、僕らだけの新しい「希望」を探せばいい。これからの社会ではもう「希望」は用意されない。だから自らが「希望」を創ってゆくんだ。
〈最後の希望へ、つづく〉
この国から「希望」が失われている。そして「希望」に格差が生じているという。それが僕らが生きている現在なのか。そしてこれからも生きていく未来なのか。未来を望みそれに向かい生きようとする意欲のようなものにさえ、今や明確に個人差が出てきたってこと?僕はどうだろ?全然わかんね。だからどうしたって。だから僕らはどうするのかって。中学校の頃のあの生活指導のゴロツキN教諭なら、あいつならきっとこう言うだろうぜ。「悩み苦しめ」
1998年―「希望」が失われ始めた年―は、中年男性の自殺率が一気に増えた年であると作者はいう。同時に、青少年犯罪・ひきこもり・不登校・家で全く勉強しない子が急増した年であるとも作者はいう。それは、「現在は豊かだが将来は全く見通しのたたない状況」の直面であるともいう。やけっぱち。享楽。ひきこもり。そんな「使い捨て人生」がこれから急増してゆくんだって。恐え。 結局、社会の豊かさと人々の自由度の増大は、その豊かさを維持する行動や自由な行動において、社会自体にリスク化と二極化をもたらしたのだ。バブルまでには社会は予測可能性・到達可能性そして安定に満ち、嫉妬心すら前向きなエネルギーとして、あの高度成長期とは凄まじいスピードで経済成長を駆け抜けた疾風の時代だったのか。あの頃は未来こそが「希望」だったのか。本当にそうだったのか。
僕は僕なりに、ずっと考えてたんだ。「希望」ってなんだったんだろ?って。 高校卒業する間際に、選択教科の国語かなんかの自由課題かなんかで、僕は原稿用紙100枚くらいかけて「自分史」を書いたっけ。あのtakebono18年史の最終章タイトルも確か「希望」だったっけ。「自分史」自体、今や読み返したくないほどひどい内容だけど、やっぱり僕自身わけのわからないままに「希望」を探していた。思えば、神に与えられたこの生命この時代を生き抜こうとする、どこかエネルギーのようなものを、模索し続け、僕は「希望」をずっと探していた。それが「ソウル」の前身だったように思う。「希望」が存在するのなら、そいつは自分にとって何なんだろ?とか、それは存在するのか?とか、見つからなかったら自分は生きていけるのだろうか?とか、よく考えたりしたっけか。あの20世紀末、それはそう相当に、きっと僕は若かったんだ。
この国から「希望」が失われている?この国には「希望」だけがない?でも希望ってやつが何なのかもわからず、20世紀は僕にとってただ息苦しく生きづらかった。アフターバブルに物心つき、ベルリンの壁やソ連の崩壊や、55年体制の終局や、大量消費社会の台頭や、とかく変動期を傍観して生きてきた僕らの世代にとって、結構感じるものは多いんじゃないかって。「希望」って何だろ?そんなものあるのか?という、感覚や雰囲気にも似た深層の思いのようなもの。
多くの人が落胆している。自分の人生に希望がないことを。未来に対する不信感と共に。だから多くの人が、そのリアルから逃れるために、将来不安を感じないために、実現可能性のない夢にすがる。誰かよく言うね。「夢を持て」ってか?だけどそれは現実逃避するためだけの道具だ。まさに「夢」。ドラッグよりたちが悪いんじゃねえか。 僕は思う。takebonoは言い切る。「夢は現実逃避のためにあるのではない」ってさ。現実から逃げるためだけじゃねえ夢を、僕は見果てたい。絶対。
この国で僕らは将来の不良債権になるのかもしれない。だけど、燃えないゴミよりは燃えるゴミでいようぜみんな。そうだよ。五味はPRIDEの希望の星ですよ。現実を忘れる夢をみせてくれますよ。
僕らは、バブル以前の「希望」なんか捨てればいい。恐るべき自由の中で、僕らだけの新しい「希望」を探せばいい。これからの社会ではもう「希望」は用意されない。だから自らが「希望」を創ってゆくんだ。
〈最後の希望へ、つづく〉
学校が始まってから、授業や勉強の傍らよく小説を読む。
金原ひとみの「AMEBIC」を読んだ。随分またイカれた話だった。これで3作続けて主人公はイカれた女の子だな。
−アミービックな私の在り処は昨夜のディスプレイの中…いつかのノイズの中…そして錯乱した私の文章の中…。
伊坂幸太郎の「死神の精度」を読んだ。最新作のやつ。
−死神の視点から見る人間の生命の輝きがとんでもなく素敵。ラストは心が和みます。
村上春樹の「1973年のピンボール」を読んだ。ストーリーも不思議でわけもわからないのだけど、なにかとてもよかった。とりわけ文章が素敵なんだ。
−「僕」の物語と「鼠」の物語。双子と女。配電盤。ジェイズバー。そしてピンボール。1973年。どれもこれもが素敵だった鮮烈なるノスタルジー。
町田康の「くっすん大黒」と「河原のアパラ」を読んだ。町田康の面白さが少しわかってきた感じ。電車内で笑いをこらえながら読んだわ。久しぶりに本で笑えた。特に「アパラ」はうける。くだらなくておかしくって、ツボかも。
−急に働くのをやめ酒ばかり飲んでいたらある日妻がいなくなった。いつの間にか醜くなっていた自分の顔は、大黒様の置物に似ていた。この大黒を捨ててこます!!
そういえば明日の授業は「くっすん大黒」を講義で取り上げるんだっけ。一応そのために読み始めたってことすっかり忘れてたわ。少し楽しみ。
小説ってやっぱり素敵だ。先週の授業で、それは〈知る喜び〉〈読む楽しみ〉〈書く快楽〉なのだと。そうかもね。そして、〈知る喜び〉が〈調べる喜び〉に、〈読む楽しみ〉が〈「読んだぞ」と誇示する喜び〉に、〈書く快楽〉が〈(作品を)裁断する快楽〉になってしまうことが多々あるのだと。なるほどそうかもな。しかしそうなるとせっかくの自己満足が勿体なくなるよな。どっちにしろまだ僕は真っ白で、まだまだ知りたいし読みたいし書きたいな。
こないだTAの部屋に小説借りにいったとき、人間嫌いを自称する奴は無表情で独り言のように言ったっけ。「…小説読んで頭が良くなるわけがない」 ふーん。よーし僕は小説たくさん読もー。
金原ひとみの「AMEBIC」を読んだ。随分またイカれた話だった。これで3作続けて主人公はイカれた女の子だな。
−アミービックな私の在り処は昨夜のディスプレイの中…いつかのノイズの中…そして錯乱した私の文章の中…。
伊坂幸太郎の「死神の精度」を読んだ。最新作のやつ。
−死神の視点から見る人間の生命の輝きがとんでもなく素敵。ラストは心が和みます。
村上春樹の「1973年のピンボール」を読んだ。ストーリーも不思議でわけもわからないのだけど、なにかとてもよかった。とりわけ文章が素敵なんだ。
−「僕」の物語と「鼠」の物語。双子と女。配電盤。ジェイズバー。そしてピンボール。1973年。どれもこれもが素敵だった鮮烈なるノスタルジー。
町田康の「くっすん大黒」と「河原のアパラ」を読んだ。町田康の面白さが少しわかってきた感じ。電車内で笑いをこらえながら読んだわ。久しぶりに本で笑えた。特に「アパラ」はうける。くだらなくておかしくって、ツボかも。
−急に働くのをやめ酒ばかり飲んでいたらある日妻がいなくなった。いつの間にか醜くなっていた自分の顔は、大黒様の置物に似ていた。この大黒を捨ててこます!!
そういえば明日の授業は「くっすん大黒」を講義で取り上げるんだっけ。一応そのために読み始めたってことすっかり忘れてたわ。少し楽しみ。
小説ってやっぱり素敵だ。先週の授業で、それは〈知る喜び〉〈読む楽しみ〉〈書く快楽〉なのだと。そうかもね。そして、〈知る喜び〉が〈調べる喜び〉に、〈読む楽しみ〉が〈「読んだぞ」と誇示する喜び〉に、〈書く快楽〉が〈(作品を)裁断する快楽〉になってしまうことが多々あるのだと。なるほどそうかもな。しかしそうなるとせっかくの自己満足が勿体なくなるよな。どっちにしろまだ僕は真っ白で、まだまだ知りたいし読みたいし書きたいな。
こないだTAの部屋に小説借りにいったとき、人間嫌いを自称する奴は無表情で独り言のように言ったっけ。「…小説読んで頭が良くなるわけがない」 ふーん。よーし僕は小説たくさん読もー。
新しいPCでDVDが観れるようになってから、最近夜中によく映画なぞを観る。同じゼミのTAがうちの近所で一人暮らししてて、こないだ軽く飲みに行って、小説やらDVDやらをまとめて借りてきたり、レンタルやらで、いろいろ観たな。
「SAW」というミステリホラー?映画を観た。楽しかった。2がもうすぐやるね。
「アルマゲドン」と「シルミド」を観ました。感動の質も全く違っていて面白かった。
ハリーとAJはそのままだが、グレイスが灰原で、ベアーがアベかいお兄さん?しかしアメリカ的なご都合主義映画をそのまま反戦演劇にもってくという皮肉たっぷりな裏の顔があったのだなあの劇には。なるほどだわ。つくづく面白い。
方や「シルミド」は、熱く悲しい韓国映画でした。素直に感動しました。
邦画では「スウィングガールズ」と「誰も知らない」を観ました。
「スウィングガールズ」は、ほのぼのと笑えた。
「誰も知らない」は、子どもたちがかわいそすぎて辛かった。あんなんありかね。でもありそうだよなノンフィクションなんだもんな。
映画の感想とか批評とか苦手。映像ってボーっと見てるからかな。つうかいつもビール飲みながら観てる。それに僕はあまり映画で震えたことがない。そのくせ公開された映画はレンタルでちょこちょこ観てたりする。大抵は面白いし、それ以上も無かったり。
ビデオデッキはうちの母の独占状態なので、これからはPCのDVDで映画なぞを観ようと思う。お勧めのDVDある人ぜひ貸してねい。
「SAW」というミステリホラー?映画を観た。楽しかった。2がもうすぐやるね。
「アルマゲドン」と「シルミド」を観ました。感動の質も全く違っていて面白かった。
ハリーとAJはそのままだが、グレイスが灰原で、ベアーがアベかいお兄さん?しかしアメリカ的なご都合主義映画をそのまま反戦演劇にもってくという皮肉たっぷりな裏の顔があったのだなあの劇には。なるほどだわ。つくづく面白い。
方や「シルミド」は、熱く悲しい韓国映画でした。素直に感動しました。
邦画では「スウィングガールズ」と「誰も知らない」を観ました。
「スウィングガールズ」は、ほのぼのと笑えた。
「誰も知らない」は、子どもたちがかわいそすぎて辛かった。あんなんありかね。でもありそうだよなノンフィクションなんだもんな。
映画の感想とか批評とか苦手。映像ってボーっと見てるからかな。つうかいつもビール飲みながら観てる。それに僕はあまり映画で震えたことがない。そのくせ公開された映画はレンタルでちょこちょこ観てたりする。大抵は面白いし、それ以上も無かったり。
ビデオデッキはうちの母の独占状態なので、これからはPCのDVDで映画なぞを観ようと思う。お勧めのDVDある人ぜひ貸してねい。
特に無題
2005年10月2日相も変わらず遅く起きる。布団の周りにはマンガ本と小説と、図書館から借りてきた大量の本が山積し、閉じられたノートパソコンが枕元に置かれ、ルーズリーフが散乱している。その脇に、財布とケータイとTVリモコンが無造作に転がり、氷が溶けた後の水が少し残るグラスが片付けられずにそこに放置されている。 寝起きでボーっとしながら、少しだけ部屋の掃除をする。数分後には幾分片付いて満足した。
そして相も変わらず小説を読みふける。こないだ学校帰りに久しぶりにGYさんに会って薦められた作家の小説だ。結構面白い。GYさんは相変わらず不幸そうなオーラがあったな。10分くらい立ち話して、彼女は就活も単位もうまくいかずやばいらしい。自分を自分で追い詰めてるような。相田みつをが必要な人ってこういう人だと思った。だけど、僕より遥かに上等に頑張っていて、ちゃんと壁を設定しよじ登ろうとしてる。そこがやっぱり偉いんだ。GYさんが持ってる、人を傷つけない優しさを僕は知ってる。その優しさ故に、彼女自らが傷つくことも多いかもしれないけれど、僕はあの優しさが結構すきだ。だから、あの優しさをくだらないことで潰しちゃだめだなって思うのだ。こんな考えはそれこそよっぽどくだらないことかもしれないけども、でもごまかすことない僕の思考だ。僕はいつまでもくだらねえけど、最近になって気付いたことや再考したことも多い。 朝っぱらからそんなことを考えてたらボーっとしてまた寝た。
午後、サッカーをしにいつもの小学校グラウンドに行くと、運動会をやってた。リレーやら玉入れやら組体操やら、僕らの頃とあまり変わっていない。あんな頃もあったのかな。僕らはしばらく見入ってしまった。子どもって無邪気だ。すごいかわいい。 子どもたちの中に、「てじなーにゃ」のマジシャン少年のかたわれを見つけた。この近辺でよく見かけると思ったらこの学校だったんだね。 白組が勝った。白のカリスマが僕らにもほしい。
プライドを観た。大晦日は五味とマッハ速人の決戦だ。すげえぞ。五味が言ってたように、夢にまで見た人との試合は、やはり多くの人に夢を見せるのだろう。 大すきな美濃輪は準決勝で敗れ去った。大晦日はでも絶対試合をしてくれよなあリアルプロレスラー。
その後図書館に行った。大学に入ってから僕は本を読むようになった。4年前とは比べようのない読書量だ。今はまだ読みやすい本しか手に取れないけれど、もう5年後くらいは難しい本も読んでるのかもしれない。本を読もう、もっともっと本を読もう。
とりわけ消費のしないだらだらっとゆっくりとしたこんな一日が僕は特にすきだ。また明日誰かや何かに会えることも僕は楽しみなんだ。いまこの時間がずっと続けばいいのに、なんて愚かなことをまたも僕は考えていた。それほどに。それほどに、今はこの時間が実にtakebonoらしい。
そして相も変わらず小説を読みふける。こないだ学校帰りに久しぶりにGYさんに会って薦められた作家の小説だ。結構面白い。GYさんは相変わらず不幸そうなオーラがあったな。10分くらい立ち話して、彼女は就活も単位もうまくいかずやばいらしい。自分を自分で追い詰めてるような。相田みつをが必要な人ってこういう人だと思った。だけど、僕より遥かに上等に頑張っていて、ちゃんと壁を設定しよじ登ろうとしてる。そこがやっぱり偉いんだ。GYさんが持ってる、人を傷つけない優しさを僕は知ってる。その優しさ故に、彼女自らが傷つくことも多いかもしれないけれど、僕はあの優しさが結構すきだ。だから、あの優しさをくだらないことで潰しちゃだめだなって思うのだ。こんな考えはそれこそよっぽどくだらないことかもしれないけども、でもごまかすことない僕の思考だ。僕はいつまでもくだらねえけど、最近になって気付いたことや再考したことも多い。 朝っぱらからそんなことを考えてたらボーっとしてまた寝た。
午後、サッカーをしにいつもの小学校グラウンドに行くと、運動会をやってた。リレーやら玉入れやら組体操やら、僕らの頃とあまり変わっていない。あんな頃もあったのかな。僕らはしばらく見入ってしまった。子どもって無邪気だ。すごいかわいい。 子どもたちの中に、「てじなーにゃ」のマジシャン少年のかたわれを見つけた。この近辺でよく見かけると思ったらこの学校だったんだね。 白組が勝った。白のカリスマが僕らにもほしい。
プライドを観た。大晦日は五味とマッハ速人の決戦だ。すげえぞ。五味が言ってたように、夢にまで見た人との試合は、やはり多くの人に夢を見せるのだろう。 大すきな美濃輪は準決勝で敗れ去った。大晦日はでも絶対試合をしてくれよなあリアルプロレスラー。
その後図書館に行った。大学に入ってから僕は本を読むようになった。4年前とは比べようのない読書量だ。今はまだ読みやすい本しか手に取れないけれど、もう5年後くらいは難しい本も読んでるのかもしれない。本を読もう、もっともっと本を読もう。
とりわけ消費のしないだらだらっとゆっくりとしたこんな一日が僕は特にすきだ。また明日誰かや何かに会えることも僕は楽しみなんだ。いまこの時間がずっと続けばいいのに、なんて愚かなことをまたも僕は考えていた。それほどに。それほどに、今はこの時間が実にtakebonoらしい。
東京散歩日和
2005年10月1日朝遅く起きて、天気がよかったので一人で出かけました。普段はごくたまに歩いたりする神田の古本屋街辺りを、今日はぶらぶらとうろつく。やっぱり古本屋に入ったり、橋の上からボーっと神田川を眺めてみたり。中央線と総武線がクロスしてて、さらに何線か忘れたけど地下鉄が一瞬地上に姿見せるポイントがこの橋の上なんですね。この情緒ある眺めが結構すき。お茶の水から線路沿いに歩くと、これまた線路沿いってのは古めかしくて情緒があって素敵。ガード下とかもすき。 秋葉まで歩くと途端に人混みで、辟易。電気街はすきじゃない。
今日は都民の日なので、都内の色々な都営サービスが無料だったりする。takebonoも一応は東京都の民。皆さん調べて例年利用しましょう。今年は近場で、両国の江戸東京博物館が無料なので入場。ここの博物館は大規模ですっげえ広い。入口が広場になってて、サッカーできるくらい無駄に巨大スペースになってて、人は閑散としてて、完全な土地の無駄遣い。無駄にエスカレーターがあるし。絶対大赤字っぽい。まあでも今日は無料だから博物館を堪能した。博物館の中身はなかなか良い。江戸・東京の歴史の多くに触れることができる。四谷怪談の動く模型が故障でそれだけがガッカリ。あとはすごいよかった。ずっと前に一度きただけで、近いうちもう一回きてみたかったので丁度良かったわ。
そして今日は1日で映画館が1000円の日なので、錦糸町で映画観て本屋よって帰った。
天気が良く自由気ままなこんな一日がすき。夜は読書してDVD観よう。
今日は都民の日なので、都内の色々な都営サービスが無料だったりする。takebonoも一応は東京都の民。皆さん調べて例年利用しましょう。今年は近場で、両国の江戸東京博物館が無料なので入場。ここの博物館は大規模ですっげえ広い。入口が広場になってて、サッカーできるくらい無駄に巨大スペースになってて、人は閑散としてて、完全な土地の無駄遣い。無駄にエスカレーターがあるし。絶対大赤字っぽい。まあでも今日は無料だから博物館を堪能した。博物館の中身はなかなか良い。江戸・東京の歴史の多くに触れることができる。四谷怪談の動く模型が故障でそれだけがガッカリ。あとはすごいよかった。ずっと前に一度きただけで、近いうちもう一回きてみたかったので丁度良かったわ。
そして今日は1日で映画館が1000円の日なので、錦糸町で映画観て本屋よって帰った。
天気が良く自由気ままなこんな一日がすき。夜は読書してDVD観よう。
「Z」
2005年9月30日来月劇場公開の映画を観に行くつもりは全く無いのだけど、「機動戦士Zガンダム」の全作品50話を昨日で全て観終わってしまった。長かったな。「Zガンダム」は、前作「機動戦士ガンダム」の〈一年戦争〉から7年後という設定で、時間の経過はもちろん、宇宙世界のパワーバランス、モビルスーツの進化、そして戦場における人間模様も、前作から歴史的なものを経て更に複雑極まっているシリーズだ。 長かった戦争が終結に向かい、物語もエンディングへ向かう中で、これまで重要な役どころを背負ってきた素敵な登場人物たちが次々と命を落としてゆく。その悲劇の連続に僕は見入ってしまった。あの人も、ああこの人も死んじゃうのかあ。これが「Z」か…、と僕は思った。 誰もが戦争に酔ったり、自己を見失いその行方を模索したりする中で、主人公カミーユはその運命のようなものに抗おうとする。だけど戦場は最後まで彼の思いを裏切り続ける。人間も、ニュータイプも、何故傷つけあわなければならないのか。この戦争にも大儀なんて何も無かった。結局どっちが正しいのか最後までわかんなかった。それでも殺し合うことしかできないモビルースーツと兵士たち。戦場に生まれる人間ドラマ。多くの人々の意思を背負い死闘に勝利し続けるZガンダムとカミーユもまた、戦争の中で成長し、自己を模索してゆくしかなかった。戦争という時代の潮流が、悲劇を撒き散らしながら人々を巻き込んでゆく。その中で、必死に生命を輝かしてゆく人々の姿は前作同様に感動を生んだ。 カミーユとシロッコの最終決戦は特に悲しかった。「Z」が悲劇の物語と呼ばれる所以が集約されてた。溜め息が出たよ。なんてラストだよこれは。
しかしジェリドが付き合う女をカミーユがどんどん殺してくのは何故だ?つうかあの2人は何回戦場で相見えてるんだ?Jリーグでいえば、右サイドの加地と左サイドのサントスくらいのマッチアップ。ライラ、マウアー、死んでほしくなかった。ジェリドも何回も男泣きして、でもその度に悲しみを憎しみとして戦場とカミーユにぶつけるしかないなんて悲しすぎる。その結果カミーユ最愛のフォウもジェリドの憎しみの前に死んでったり。終わらない憎しみの連鎖。悲しすぎ。 ティターンズを裏切るエマ。エウーゴを裏切るレコア。それぞれの正義がぶつかるこの戦争はホント悲しい。だけど僕は、力によって正しさを証明するティターンズやバスクはやはり間違ってるんじゃねえかと思った。シロッコも。ヤザンに至ってはただの戦争狂だし。でもそんな狂った男どもに惹かれて味方を裏切るレコアさんも、どうかしてると思った。納得いかないけど、レコアさん自身が言うように女という生き物はそういうものなのか。カミーユも、幼馴染みのファがいるってのに、フォウに惹かれたり、エマやレコアに憧れたり。まあ男ってそんなもんかな。 敵対や確執、憎しみや恋愛模様も含め数多くの人間ドラマが繰り広げられたけど、ほとんどが悲劇で終わった感じ。 家族や愛する人を奪われた戦争を呪い憎みながらも、戦争という憎しみの連鎖から逃れられないカミーユ。彼の戦争は一体何なのだろうか。エウーゴもティターンズも、双方が「平和のために」戦争してるのなら、ガンダムは何のためにあるのか。人類にとってのニュータイプとは何なのだろうか。色々考えちまった。
「これは戦争だぞ!カミーユ!」「だけど、僕は人間です!」「戦いの中で人を救う方法もあるはずだ!」「あるわけ…ないだろっ!」
ニュータイプが、宇宙開拓や戦争が生んだ変種だとしても、平和のために活かすことができたらいいのにな。そんなニュータイプに僕もなりたいな。ニュータイプでソウルフルな、ゴミに。
時の涙も見飽きたよ。しかしやっぱりシャア・アズナブルはかっこよかったな。
しかしジェリドが付き合う女をカミーユがどんどん殺してくのは何故だ?つうかあの2人は何回戦場で相見えてるんだ?Jリーグでいえば、右サイドの加地と左サイドのサントスくらいのマッチアップ。ライラ、マウアー、死んでほしくなかった。ジェリドも何回も男泣きして、でもその度に悲しみを憎しみとして戦場とカミーユにぶつけるしかないなんて悲しすぎる。その結果カミーユ最愛のフォウもジェリドの憎しみの前に死んでったり。終わらない憎しみの連鎖。悲しすぎ。 ティターンズを裏切るエマ。エウーゴを裏切るレコア。それぞれの正義がぶつかるこの戦争はホント悲しい。だけど僕は、力によって正しさを証明するティターンズやバスクはやはり間違ってるんじゃねえかと思った。シロッコも。ヤザンに至ってはただの戦争狂だし。でもそんな狂った男どもに惹かれて味方を裏切るレコアさんも、どうかしてると思った。納得いかないけど、レコアさん自身が言うように女という生き物はそういうものなのか。カミーユも、幼馴染みのファがいるってのに、フォウに惹かれたり、エマやレコアに憧れたり。まあ男ってそんなもんかな。 敵対や確執、憎しみや恋愛模様も含め数多くの人間ドラマが繰り広げられたけど、ほとんどが悲劇で終わった感じ。 家族や愛する人を奪われた戦争を呪い憎みながらも、戦争という憎しみの連鎖から逃れられないカミーユ。彼の戦争は一体何なのだろうか。エウーゴもティターンズも、双方が「平和のために」戦争してるのなら、ガンダムは何のためにあるのか。人類にとってのニュータイプとは何なのだろうか。色々考えちまった。
「これは戦争だぞ!カミーユ!」「だけど、僕は人間です!」「戦いの中で人を救う方法もあるはずだ!」「あるわけ…ないだろっ!」
ニュータイプが、宇宙開拓や戦争が生んだ変種だとしても、平和のために活かすことができたらいいのにな。そんなニュータイプに僕もなりたいな。ニュータイプでソウルフルな、ゴミに。
時の涙も見飽きたよ。しかしやっぱりシャア・アズナブルはかっこよかったな。
やきうDERAM
2005年9月29日阪神タイガースがリーグ優勝!!おめでとうお兄さん。 2005セ・リーグペナントレースを制したのは結局阪神タイガースでした。思えば、中日にもヤクルトにも優勝のチャンスはあったな。戦力的には互角だったと思うし。だけど優勝したのは阪神。それはやはりJFKの鉄壁の守りや、盗塁王の赤星、打点王の今岡、最強の4番金本、つまるとこ全員野球の力強さだったように思える。 赤星・鳥谷の足。シーツの広角打法。そして何よりもチームバッティングに徹する4番金本が四球出塁を荒稼ぎ、5番今岡の大量打点を演出するという流れるような攻撃。実にシンプルにスムーズにランナーを帰してくる阪神打線は爽快感さえ漂わすものだったもんね。守りでは、JFKが最後まで機能したことに尽きる。鉄壁とはまさにこのこと。 まさしく優勝に相応しい野球だった。優勝に相応しい強いチームだった。見事でした!
片方で、常勝巨人は球団史上に残るペナント惨敗。ハッキリ言って惨敗。無能な指揮官、外人スカウトのお粗末、そして何より巨大戦力を抱えすぎたことによるチームとしての機能不全が最大の敗北要因かと思われる。実績のある4番バッターだけを揃えた打線は、まるであのレアルマドリードのように、チームとして全く機能せず、無駄なホームランだけが散乱発され、醜悪極まった。ジャイアンツのあれは打線ではない。ただ一人一人の打者が何の考えも無く無造作に振っているただのバッター集団であった。線になる必要があるんですねだから打線なんですね。投手陣も役割分担が徹底せず崩壊。あれだけ金をつぎ込んだハイタレント集団は無様に負け続けた。 来年の新体制では高額年棒選手の大リストラが予想される。みんなまとめて楽天に行けばいい。清原だけはPRIDEに行けばいい。
優勝の歓喜に沸く甲子園はまるで地鳴り!屈辱の巨人ベンチで、唇を噛み締めながら胴上げを睨み続けてた小久保と高橋由伸が印象的でした。少なからずやはり、野球人気=巨人人気は確かだと思います。最強横綱朝青龍がいてこそそれを倒すヒーロー誕生に人々は盛り上がるように、常勝巨人の復活が野球界の復活でもあるのは仕方ないのかも。そんな構造にしてしまった野球界自体にも責任はありますが、やはり救いは巨人なんじゃないの。あんなにTV枠あるんだしよ。 日本の一流選手が次々に大リーグに流出する今、日本野球界にはなんか構造的な変革が必要なようにも思うけど、やはり鍵は巨人なのかな。
チャンピオンとモーニングで、「ドカベン」と「野球狂の詩」のミラクルコラボ連載だって。日本シリーズはなんとスーパースターズVSメッツだ。すっげ。これマジすげーな。両雑誌で、両ベンチ視点の日本シリーズ。マンガってすげえな。野球マンガのミラクルソウルだ。山田は水原のドリームボールを叩き込めるのかなあ。
片方で、常勝巨人は球団史上に残るペナント惨敗。ハッキリ言って惨敗。無能な指揮官、外人スカウトのお粗末、そして何より巨大戦力を抱えすぎたことによるチームとしての機能不全が最大の敗北要因かと思われる。実績のある4番バッターだけを揃えた打線は、まるであのレアルマドリードのように、チームとして全く機能せず、無駄なホームランだけが散乱発され、醜悪極まった。ジャイアンツのあれは打線ではない。ただ一人一人の打者が何の考えも無く無造作に振っているただのバッター集団であった。線になる必要があるんですねだから打線なんですね。投手陣も役割分担が徹底せず崩壊。あれだけ金をつぎ込んだハイタレント集団は無様に負け続けた。 来年の新体制では高額年棒選手の大リストラが予想される。みんなまとめて楽天に行けばいい。清原だけはPRIDEに行けばいい。
優勝の歓喜に沸く甲子園はまるで地鳴り!屈辱の巨人ベンチで、唇を噛み締めながら胴上げを睨み続けてた小久保と高橋由伸が印象的でした。少なからずやはり、野球人気=巨人人気は確かだと思います。最強横綱朝青龍がいてこそそれを倒すヒーロー誕生に人々は盛り上がるように、常勝巨人の復活が野球界の復活でもあるのは仕方ないのかも。そんな構造にしてしまった野球界自体にも責任はありますが、やはり救いは巨人なんじゃないの。あんなにTV枠あるんだしよ。 日本の一流選手が次々に大リーグに流出する今、日本野球界にはなんか構造的な変革が必要なようにも思うけど、やはり鍵は巨人なのかな。
チャンピオンとモーニングで、「ドカベン」と「野球狂の詩」のミラクルコラボ連載だって。日本シリーズはなんとスーパースターズVSメッツだ。すっげ。これマジすげーな。両雑誌で、両ベンチ視点の日本シリーズ。マンガってすげえな。野球マンガのミラクルソウルだ。山田は水原のドリームボールを叩き込めるのかなあ。
あきがきた
2005年9月28日M先生の教育実習クラスに出てきた。教育実習が終わったのでこのクラスは秋からはゼミみたいなことをするらしい。秋学期だけで何が出来るんだろ。今日は研究テーマ別でグループ分けした。だけどなんかもういいかげんグループワークってやつも相当飽きてきたな。こういうのもう何回目だ?メンバーにイラつくのにも飽きたほど。今回のメンバーは僕を飽きさせないだろうか。グループであーだこーだするのって、教職課程に必要なものだからこんなに存在するのだろうか。 やはり学校教育系のテーマのグループに入った。メンバーはID君やEつんやSN君とか。SN君の後ろに座ってた人。留学から戻ってきた今学期からの01生?遅刻したせいで僕だけまだ名前を聞いてない。あの子面白かったな。久しぶりに少し他人に興味を示した自分がいた。ソウルを感じた。うまいことコラボできたらなって思った。初回だけどちょっと飛びかけたのが気になるが。だけどまあ最初はこんくらいが勢いがいい。空中戦にならないように、でも僕は引き出すために絡んでくぞ。
文学部の授業にもぐって、帰り際にS氏とOSさんと少し話した。将来のビジョンの話を。僕はやっぱり動機付けだと思った。人間観、結婚観、職業観、世界観かもしれない。個々の欲望や欲求体系かもしれない。想像力と創造力かもしれない。それら全てに絡められた衝動やソウルを今の僕は支持したいと思った。当たり前のことでもないのかな。それでいいんじゃねえのかな。自分の中では、「グローリー」のように、一歩一歩で、なんかしら進歩したものだと思うのだけどな。
深まる秋。飽き。今日のS氏の川柳は上手かった。俳句とか、絵本とかもやってみたいな。
文学部の授業にもぐって、帰り際にS氏とOSさんと少し話した。将来のビジョンの話を。僕はやっぱり動機付けだと思った。人間観、結婚観、職業観、世界観かもしれない。個々の欲望や欲求体系かもしれない。想像力と創造力かもしれない。それら全てに絡められた衝動やソウルを今の僕は支持したいと思った。当たり前のことでもないのかな。それでいいんじゃねえのかな。自分の中では、「グローリー」のように、一歩一歩で、なんかしら進歩したものだと思うのだけどな。
深まる秋。飽き。今日のS氏の川柳は上手かった。俳句とか、絵本とかもやってみたいな。
ただ暖かきCELEBRATION
2005年9月27日知り合いというか友達というか知り合いが、今度結婚することになったそうだ。たぶん弱者カップルなのだろうから、やはり結婚式なんてたいそうなもんじゃなく、仲間内のささやかな結婚パーティーだけ催すらしく、ご丁寧にその招待状が僕にも届いた。結婚するKちゃんTちゃんのことは、2人が付き合い始める前から僕はよく知っていて、誠実を絵に描いたような2人なので、全く心配はしていない。2人をこれまで暖かく見守ってきた仲間や家族、それら誠実なコミュニティーそしてもちろんお互いのことを、これからも感謝し合い支え合いながら幸せな家庭を築いてってくれることを信じて疑わない。 随分長い間Kちゃんはヒッキーだったらしいけど、Tちゃんと付き合うようになってホント変わってった。Tちゃんもまた、Kちゃんのあの優しさ、人の痛みをわかることのできるあの優しさをちゃんとみてくれてたんだって思う。とても器用とはいえない2人だけど、だからこそ、唯一無二の揺るぎない信頼で結ばれてるように思う。なんだかんだいって、僕はずっと尊敬してたんだよ2人のこと。 「式あげるときは、僕が祝辞やって、『CAN YOU CELEBRATE?』歌うわ」とかって、ついこの間のことのようだけど、Kちゃん憶えてねえだろうな。
人と人はつくづくソウルだと思う。結婚という一つの解答も単純にすてきだなって思う。
KちゃんTちゃん結婚おめでとう。みんなが祝福するだろうけど、やっぱり僕もうれしいです。末永くお幸せに。
人と人はつくづくソウルだと思う。結婚という一つの解答も単純にすてきだなって思う。
KちゃんTちゃん結婚おめでとう。みんなが祝福するだろうけど、やっぱり僕もうれしいです。末永くお幸せに。
ラストスタート
2005年9月26日学校が始まりました。takebonoさんの最後の学生生活が。 振り返ると、大学でやりたかったこと、もうホント充分に思いつく限りやれたと思う。しょぼかったなーって思う部分は、僕の世界が小さすぎただけのことで、たいしたことじゃない。楽しかったな。でも終わっちゃうんだな。寂しいなあ。時間が経つの早すぎるよ。
社会学部のゼミサロンの立て看板が出てた。あれは去年僕が急遽提案して生まれたやつ。今年もやるんだな。国際や経済に比べてゼミ間の繋がりが薄い社学で、毎年の伝統になってってくれたらうれしいな。
今日は2限にもぐろうとして遅刻。その後は4限と6限にもぐった。今まで教職や学科科目に縛られてなかなかもぐれなかったからな。最後の学期くらいたくさんダイバーしたい。 文学とか経済学を中心にもぐるつもり。経済学って少しくらいちゃんとやりたかったんだ。本読んでも難しかったし。今日の授業でマクロ経済の祖ケインズに触れ始めました。偉大なケインズ革命の影響は、実際の経済そのものです。経済学は経済そのもの。経済は生きてる。ときに怪物だから。
授業の合間にたくさん人と食堂で話した。AとかS氏とか、今の僕にはすきな友達がたくさんいる。 途中、僕とBちゃんとITというありえないイカれた組み合わせの時間帯があり、少しびびりました。会話はよくわかんなかった。Rさんは何とか卒業できそうでよかった。偉いな就活。そういうとこがまた偉いよな。
散々考えたけど、やっぱ価値観やライフスタイルや、ソウルだったりするんだろな。でも僕はこれを決着にしていいのかな。不安じゃないって素敵なことでいいんだろうか。僕は僕だからなんて、わかりきってて、新鮮じゃなくて、でも知ってる。でも僕はどんくらい僕だろ。信じてるだけじゃだめだ。脳を動かしたい。ソウルを揺らしたい。
「そんなことを考える意味は無い。しかしそんな意味の無いことを俺は考えている」(by丹波)
ソファーに寝てた猫が、寝返りをうった際にソファーから転げ落ちました。どすっ。ふぎゃっ。 年だなもう。
社会学部のゼミサロンの立て看板が出てた。あれは去年僕が急遽提案して生まれたやつ。今年もやるんだな。国際や経済に比べてゼミ間の繋がりが薄い社学で、毎年の伝統になってってくれたらうれしいな。
今日は2限にもぐろうとして遅刻。その後は4限と6限にもぐった。今まで教職や学科科目に縛られてなかなかもぐれなかったからな。最後の学期くらいたくさんダイバーしたい。 文学とか経済学を中心にもぐるつもり。経済学って少しくらいちゃんとやりたかったんだ。本読んでも難しかったし。今日の授業でマクロ経済の祖ケインズに触れ始めました。偉大なケインズ革命の影響は、実際の経済そのものです。経済学は経済そのもの。経済は生きてる。ときに怪物だから。
授業の合間にたくさん人と食堂で話した。AとかS氏とか、今の僕にはすきな友達がたくさんいる。 途中、僕とBちゃんとITというありえないイカれた組み合わせの時間帯があり、少しびびりました。会話はよくわかんなかった。Rさんは何とか卒業できそうでよかった。偉いな就活。そういうとこがまた偉いよな。
散々考えたけど、やっぱ価値観やライフスタイルや、ソウルだったりするんだろな。でも僕はこれを決着にしていいのかな。不安じゃないって素敵なことでいいんだろうか。僕は僕だからなんて、わかりきってて、新鮮じゃなくて、でも知ってる。でも僕はどんくらい僕だろ。信じてるだけじゃだめだ。脳を動かしたい。ソウルを揺らしたい。
「そんなことを考える意味は無い。しかしそんな意味の無いことを俺は考えている」(by丹波)
ソファーに寝てた猫が、寝返りをうった際にソファーから転げ落ちました。どすっ。ふぎゃっ。 年だなもう。
夏休み終了
2005年9月25日今朝の悪夢は何だったんだろ。僕はどうしようもない奴だな。
大相撲秋場所は横綱・朝青龍の優勝で幕を閉じた。6連覇。つまりこの一年、朝青龍以外の力士が優勝したのを見てないことになる。前人未踏の年間完全制覇まであと一つ!11月の九州場所が今から楽しみでならない。そして、先場所に続き大健闘を見せてくれたブルガリアの新星・琴欧州。そのフィジカルパワーはもう充分にファンに夢を見せてくれた。しかし尚遠い賜杯は、必ずやお前を成長させる。2場所連続でこぼれていってしまった夢を、来場所こそ掴み取ってくれ。負け越したら引退という背水の陣で挑んだ大関・千代大海は、何とか力士生命をつないだものの、復活には程遠かった。川村ひかるを切ってこれから徐々に復調していってほしいもんだ。栃東は今一つ集中力に欠けていた。魁皇に至っては引退説が囁かれる始末。大関ども、けいこのやり直しを命ずる! 大関取りの期待がかかっていた若の里は大ケガ。何とも上位陣がしらけた、いつも通りといえばいつも通りの場所となった感じ。だけど相撲っておもしろいわあ。やめられねえ。
明日から学校。でも授業が無いわ。履修登録もまだしてないけど、秋学期はいろいろもぐりたいから学校行くかな。学生生活最後の学期が始まるわ。 この夏休み、読みたかった本や書きたかった文章や描きたかったマンガも、なかなか出来なかったなあ。最後の学生生活でたくさんたくさんやりたいな。
大相撲秋場所は横綱・朝青龍の優勝で幕を閉じた。6連覇。つまりこの一年、朝青龍以外の力士が優勝したのを見てないことになる。前人未踏の年間完全制覇まであと一つ!11月の九州場所が今から楽しみでならない。そして、先場所に続き大健闘を見せてくれたブルガリアの新星・琴欧州。そのフィジカルパワーはもう充分にファンに夢を見せてくれた。しかし尚遠い賜杯は、必ずやお前を成長させる。2場所連続でこぼれていってしまった夢を、来場所こそ掴み取ってくれ。負け越したら引退という背水の陣で挑んだ大関・千代大海は、何とか力士生命をつないだものの、復活には程遠かった。川村ひかるを切ってこれから徐々に復調していってほしいもんだ。栃東は今一つ集中力に欠けていた。魁皇に至っては引退説が囁かれる始末。大関ども、けいこのやり直しを命ずる! 大関取りの期待がかかっていた若の里は大ケガ。何とも上位陣がしらけた、いつも通りといえばいつも通りの場所となった感じ。だけど相撲っておもしろいわあ。やめられねえ。
明日から学校。でも授業が無いわ。履修登録もまだしてないけど、秋学期はいろいろもぐりたいから学校行くかな。学生生活最後の学期が始まるわ。 この夏休み、読みたかった本や書きたかった文章や描きたかったマンガも、なかなか出来なかったなあ。最後の学生生活でたくさんたくさんやりたいな。
披露宴に疲労し
2005年9月24日今日はお茶の水の東京ガーデンパレスに、姉夫婦の披露宴パーティーに出かけた。結婚式が旦那の地元で新郎の親戚中心に行われたから、今回はこっちで新婦の親戚中心で一席といった感じ。
相変わらず姉の上腕二頭筋はすごかった。二の腕を露出させるドレスはイタいね。旦那はあれで5?痩せたらしい。ほんとかよー。 うちの親父のグダグダの司会進行で、マイクをひったくろうかと思ったけど、あれは親父曰く「場を和ませるためわざとやった」だって。どういうことだ?ほんとかよー。 母は気を遣いすぎるハイテンションだし、母型の親戚のオバサン連中は天然でマジうけた。兄と爆笑でした。親父の弟にあたるH叔父さんは神戸のホテルマンの偉い人らしくて、名刺貰ったから、今度放浪旅行するときは神戸だなマジで。 料理がホント美味かった。もう5年はこんな高級料理は口にできないかもなあ。余興もホント、台本があんじゃねえかってくらいおいしすぎる展開で。 キョウダイが5人になったって、何かおもしれーな。今日思ったのはそんくらい。結婚式2回やってる感覚。ぐだぐだ。
そして家に帰って相撲観戦。そして琴欧州が連敗!ここにきてキレが悪い。まるで先場所の再現。猛追する横綱のプレッシャーの前に夢がこぼれていった7月場所。あの悔しさをまた繰り返すのかよ。がんばれ琴欧州!見せてくれお前の相撲魂を!ソウルを!明日、全てが決まる!
昼間の疲れがでてきて夜すぐに寝た。親戚行事ってマジ疲れる。
相変わらず姉の上腕二頭筋はすごかった。二の腕を露出させるドレスはイタいね。旦那はあれで5?痩せたらしい。ほんとかよー。 うちの親父のグダグダの司会進行で、マイクをひったくろうかと思ったけど、あれは親父曰く「場を和ませるためわざとやった」だって。どういうことだ?ほんとかよー。 母は気を遣いすぎるハイテンションだし、母型の親戚のオバサン連中は天然でマジうけた。兄と爆笑でした。親父の弟にあたるH叔父さんは神戸のホテルマンの偉い人らしくて、名刺貰ったから、今度放浪旅行するときは神戸だなマジで。 料理がホント美味かった。もう5年はこんな高級料理は口にできないかもなあ。余興もホント、台本があんじゃねえかってくらいおいしすぎる展開で。 キョウダイが5人になったって、何かおもしれーな。今日思ったのはそんくらい。結婚式2回やってる感覚。ぐだぐだ。
そして家に帰って相撲観戦。そして琴欧州が連敗!ここにきてキレが悪い。まるで先場所の再現。猛追する横綱のプレッシャーの前に夢がこぼれていった7月場所。あの悔しさをまた繰り返すのかよ。がんばれ琴欧州!見せてくれお前の相撲魂を!ソウルを!明日、全てが決まる!
昼間の疲れがでてきて夜すぐに寝た。親戚行事ってマジ疲れる。
だらだらと
2005年9月23日今日は遅く起きて疲れがとれました。
日比谷公園に、Aが働いてるっつう「オクトーバーフェスト」とかいう、ドイツのビールフェスタに出かけた。丁度兄が実家に戻るついでに、おごってやろうと思って。暑くてビール日和で、会場はものすごい人混みだった。ドイツビールをまず一杯飲んで兄とトークしてたらあっという間に時間が過ぎて、相撲を観なきゃなんないから急いで帰った。もう一杯いきたかったしソーセージも食いたかったなあ。
家に帰って相撲観戦。そして優勝のかかった朝青龍−琴欧州の大一番!朝青龍はこの戦いで勝つだけではなくそれ以上のプレッシャーを与えて勝つしかない。自力優勝は無いのだから。或いは吊り落としで叩きつけてケガさせるとか。 方や琴欧州はこれを勝てば史上最速初優勝の夢が叶う。夢がこぼれていってしまった7月場所の後で、お前はそれを誓ったはずだろ!しかし2連続で同じ相手に負けないという朝青龍神話を崩せるのか! 大一番は、朝青龍の驚異的なスピードと集中力が勝敗を分ける。一瞬訪れた琴欧州の勝機を回避し応戦する朝青龍は、最後は琴欧州の首をフロントチョークのように極め引きずり倒した! これで1差!優勝はまだわからない。ブルガリアの新星・琴欧州の前に立ちはだかる、絶対王者横綱・朝青龍!猛追する横綱の圧力に負けず、夢を掴み取ってくれ琴欧州!
夜はK−1観戦。ジェロムとセフォー最高! こないだ曙を葬ったチェ・ホンマンが、今度はボブ・サップを葬り去った。化け物だわ。アーツとやらせろ!
その後兄と飲んだ。いろいろ話した。今後が楽しみだわ僕らの人生。
日比谷公園に、Aが働いてるっつう「オクトーバーフェスト」とかいう、ドイツのビールフェスタに出かけた。丁度兄が実家に戻るついでに、おごってやろうと思って。暑くてビール日和で、会場はものすごい人混みだった。ドイツビールをまず一杯飲んで兄とトークしてたらあっという間に時間が過ぎて、相撲を観なきゃなんないから急いで帰った。もう一杯いきたかったしソーセージも食いたかったなあ。
家に帰って相撲観戦。そして優勝のかかった朝青龍−琴欧州の大一番!朝青龍はこの戦いで勝つだけではなくそれ以上のプレッシャーを与えて勝つしかない。自力優勝は無いのだから。或いは吊り落としで叩きつけてケガさせるとか。 方や琴欧州はこれを勝てば史上最速初優勝の夢が叶う。夢がこぼれていってしまった7月場所の後で、お前はそれを誓ったはずだろ!しかし2連続で同じ相手に負けないという朝青龍神話を崩せるのか! 大一番は、朝青龍の驚異的なスピードと集中力が勝敗を分ける。一瞬訪れた琴欧州の勝機を回避し応戦する朝青龍は、最後は琴欧州の首をフロントチョークのように極め引きずり倒した! これで1差!優勝はまだわからない。ブルガリアの新星・琴欧州の前に立ちはだかる、絶対王者横綱・朝青龍!猛追する横綱の圧力に負けず、夢を掴み取ってくれ琴欧州!
夜はK−1観戦。ジェロムとセフォー最高! こないだ曙を葬ったチェ・ホンマンが、今度はボブ・サップを葬り去った。化け物だわ。アーツとやらせろ!
その後兄と飲んだ。いろいろ話した。今後が楽しみだわ僕らの人生。
takebono信州合宿旅行記4
2005年9月22日 旅行何かしらないけど夜中起こされて、部屋を代わってくれとかってので、寝ぼけたまま移動した。移動した先の部屋は男女数人ずついて何やら静かな2次会って感じだったけど、別に加わらなくて寝た。連中の話聞いてても面白くなかったから。何でだろ。こんなシチェーション。二度と無いってわかってて、でもソウルのコラボは全く期待してなくて、連中が何を語りかけてきても僕はドキドキもワクワクもしなくて、僕が何か語ってウケても別に楽しくなくて、アルコールで頭はクラクラすんのに冷めてるこの感覚。このゼミつまらないな。何でだろ。 僕はきっと期待を裏切らずに予想を裏切ってほしいんだ。イタガキさんのマンガのようにさ。そこにソウルがあるんだって。
朝起きて食堂で朝食。僕の前の席に、遅くきた先生が座った。何か話さなきゃーと思いながら何も話せない自分。話そうと思えば無理にでも話せたけど、別に気後れでも気まずさでも自信云々でも全然なくて、いうならばそれは「クズの壁」だった。話すことなんて、本当に見当たらなかったんだ。
ギリギリにチェックアウトして、HR君の車で軽井沢駅まで送ってもらった。道路にはすごい霧が出ていて、ガソリンがきれそうで焦ってたHR君は道を間違えた。
TA君以外はまだ遊んでくらしくて駅で別れた。TA君は10分後の新幹線で早々と帰っていった。僕は軽井沢駅をブラブラしながら、また鈍行で独り旅でもしながら帰るかなあとか思ってたけど、財布の金が尽きそうだったし、何か非常に疲れていたので、やっぱ僕も新幹線で帰ることにした。うろつくにも、軽井沢は霧がかかってて、すごく寒かったし。霧雨のかかるプラットホームに佇みながら、色々なことを考えた。昨日の先生の言葉を思い返したりした。新幹線車内で、横川名物「峠の釜飯」を食う。長野新幹線は速い。ボーっとしてたら一気に上野に着いた。僕がよくする鈍行鉄道旅からしたら全く凄まじい速さだ。これが文明の力か。味気ないな。車内にはスーツ姿のおっさんが多く、軽井沢は通勤圏内なんだって電車男TAが昨日言ってたのを思い出した。そんなもんかい。
帰って疲れて寝た。これで夏も終わりかな。
takebonoの長野夏合宿旅はあっさり終わってった。楽しかったんじゃないかな。こんなもんだろ。 卒業単位は足りてるし、あとはゼミと卒論と取り残した授業だけ。学生生活はもう残り半年もない。なんかやりたかったことは全て叶ってしまった。それだけ僕は僕の人生を過小に眼差していたんだな。大学卒業後の人生では、誰も与えてくれやしないものを創っていきたい。あと残りの、最後の学生生活を、どんなふうに僕はソウルって生きていこうかな。
東京に帰還した日、takebonoを包む夜の闇は、いつだって彼の味方になってくれるかのように、それは静かに静かに確かなる時計の針を刻んでゆくのでした。
takebono、東京帰還。
朝起きて食堂で朝食。僕の前の席に、遅くきた先生が座った。何か話さなきゃーと思いながら何も話せない自分。話そうと思えば無理にでも話せたけど、別に気後れでも気まずさでも自信云々でも全然なくて、いうならばそれは「クズの壁」だった。話すことなんて、本当に見当たらなかったんだ。
ギリギリにチェックアウトして、HR君の車で軽井沢駅まで送ってもらった。道路にはすごい霧が出ていて、ガソリンがきれそうで焦ってたHR君は道を間違えた。
TA君以外はまだ遊んでくらしくて駅で別れた。TA君は10分後の新幹線で早々と帰っていった。僕は軽井沢駅をブラブラしながら、また鈍行で独り旅でもしながら帰るかなあとか思ってたけど、財布の金が尽きそうだったし、何か非常に疲れていたので、やっぱ僕も新幹線で帰ることにした。うろつくにも、軽井沢は霧がかかってて、すごく寒かったし。霧雨のかかるプラットホームに佇みながら、色々なことを考えた。昨日の先生の言葉を思い返したりした。新幹線車内で、横川名物「峠の釜飯」を食う。長野新幹線は速い。ボーっとしてたら一気に上野に着いた。僕がよくする鈍行鉄道旅からしたら全く凄まじい速さだ。これが文明の力か。味気ないな。車内にはスーツ姿のおっさんが多く、軽井沢は通勤圏内なんだって電車男TAが昨日言ってたのを思い出した。そんなもんかい。
帰って疲れて寝た。これで夏も終わりかな。
takebonoの長野夏合宿旅はあっさり終わってった。楽しかったんじゃないかな。こんなもんだろ。 卒業単位は足りてるし、あとはゼミと卒論と取り残した授業だけ。学生生活はもう残り半年もない。なんかやりたかったことは全て叶ってしまった。それだけ僕は僕の人生を過小に眼差していたんだな。大学卒業後の人生では、誰も与えてくれやしないものを創っていきたい。あと残りの、最後の学生生活を、どんなふうに僕はソウルって生きていこうかな。
東京に帰還した日、takebonoを包む夜の闇は、いつだって彼の味方になってくれるかのように、それは静かに静かに確かなる時計の針を刻んでゆくのでした。
takebono、東京帰還。
takebono信州合宿旅行記3
2005年9月21日 旅行5時45分に目が覚めた。5時半にセットしてたケータイのアラームは全く聞こえなかったのに、僕は奇跡的に起きれたのだ。留守電が入ってた。H先生だった。「ロビーで待ってる」急いで支度をした。昨夜の狂乱が嘘のように、松本の朝は静まり返っていた。皆を起こさないように僕は静かに部屋を出た。ロビーのソファーに眠たそうなH先生が座っていた。「んじゃ、いくか」H先生は、冷たい缶のお茶を僕に手渡すと、眠たそうに旅館の玄関を開けた。爽やかな日差しと人気の無い道路は、合宿最後の朝の到来を表していた。だけど僕にはまだ合宿が残っている。これから軽井沢で学部のゼミ合宿だ。卒論の中間発表会が待っている。9時までに最後の合宿地軽井沢に辿り着くために、H先生の運転する車は僕を乗せて松本駅に向かう。「(この合宿に)きてよかっただろ」H先生が遠い目で呟く。軽井沢合宿とかぶるために、一度は諦めかけたこの松本合宿は、僕のソウルとそれに呼応した(?)メンバーなくしてはありえなかった。本当にきてよかったと思った。そして、自らが選択した強行日程こそが、自らのモチベーションを押し上げたのかもしれなかったとも思う。やっぱり、できることなら、できるだけ、takebonoはtakebonoでなければならないんだな。楽しかった。
松本駅でH先生と別れた。感謝。そして篠ノ井線始発に乗り込んだ。昨日の狂乱宴の酒がまだガンガンに残ってて、すぐ寝た。寝とかなきゃまずい。3時間後にはゼミが始まる。部屋のハンガーに上着のシャツを忘れてきたことや、ビンゴ大会の景品を忘れてきたことも思い出したけど、そこで意識は途絶えた。
気づくと篠ノ井駅だった。やばっ…乗り換えなきゃ、と思った瞬間ドアが閉まった。降り遅れたー!久しぶりに寒気が走った。まずい…まずい…まずい…。せっかく奇跡的に起きれたのに…、せっかくH先生が始発に間に合わせてくれたのに…、軽井沢でTHと待ち合わせしてるのに…、僕はこんなしょぼいミスで全てぶち壊すのか。とにかく次の駅今井で降りたけど、焦ってた。こんな地方線で一本逃したってことは、完全に遅刻を意味したからだ。とにかく次の電車早く、って思ってたら、次の電車はそのまましなの鉄道に繋がってた。つまり篠ノ井で乗り換えるはずの電車はこれだったのだ。助かったー。僕は安心からまたそのまま寝た。
気づくともう目的地に着きそうだった。頭はまだクラクラしていた。宿のおばさんが握ってくれたおにぎりをかじる。美味しかったけどあまり胃に入っていかなかった。でも食べなきゃ。こんな僕のためにせっかく作ってくれたんだもんな。そして、いま食っとかなきゃ絶対にもたない。僕は必死こいておにぎりを口に詰め込んだ。今日で終わりだ。最後にもうひと頑張りだ。
中軽井沢にTHが車で迎えに来てくれていた。合宿地のホテルに向かう。豪華なホテルだった。着いた早々、ゼミが始まった。
僕の発表は出来が悪かったが、まずまず健闘した。皆に意見を求めて、あーだこーだ言われてもどうにもしっくりこない。結局、読んだ本だとか、問題関心だとか、それぞれ違うのだから、最終的な論立ての部分では、こんな風に議論してもしょうがないっつうか、適切な意見なんて誰も言えやしないように思えた。発表会の意義自体否定したくなったけど、先生のコメントが一番適切だった。それだけでもうよかった。
他の人の発表を聞いてる時間は苦痛だった。とにかく頭がクラクラするし、眠いし、死にそうだった。一日に全員やるなんて無理がある。集中力が続かない。これがSゼミとかだったらまた違うんだろうなあ。僕は今あまりボランティア主体だとか地域通貨だとかに興味が無いんだな。
昼御飯のとき、4年の連中と群れずに、3年生が多くいる席に座った。合宿だっつうのにいつものメンバーで群れてどーすんだ。3年と話したかった。3年にも面白そうな奴はいたけど、ソウルは揺れなかった。気は合いそうだけど。しかし3年生は明るいな。
夜までゼミが続き、やっと地獄から解放されて、部屋でぶっ倒れた。夕飯も、ゼミの連中とホント話すこと無い。つまんなかった。全く合わないんだな。やはり僕がクズだからだろうか。その後また部屋でぶっ倒れた。相部屋のYSは1年のときから知ってるけど、あまりすきじゃなかった。脳死なんだもん。そんなYSが唐突に政治の話を始めた。選挙行ったことないけどこれからは関心もとうかなって。各政党とりわけ共産党についてYSが語りだしたのには驚いた。ソウルは揺れなかったけど、YSを少々見直した。
夜は別館で飲み会で、あまり面白くない時間が延々と流れた。何話してもつまんなかった。疲れでイラついてたのかもしんない。先日までの松本合宿は、やはり多様な学部学科の集まりだったから面白かったんだな。何かこのSGゼミはノリが一定で、どうにも僕の入り込む隙間がなかった。そうなんだな、僕は隙間こそに居場所を見つけるクズだからだな。ハッキリそれがわかった。
先生がTA君に説教してた。卒業後どうすんのよって。耳が痛かった。人事じゃねえや。でも、何が正しいのかもわかんねえ。もし僕がクズでなければ、先生の言うことは正しいのだろう。頑張れるのかもしんない。でも、僕は人が思うような幸福が、どうしても心地よいものに思えなくて、そんな脳味噌にいつからかなっちまったようで。もし僕が正常だったら、結構いろんなもんが楽しかったはずだろって。みんなは、楽しいのかなあ生きてて。僕は結構いま生きてて楽しいのにな、それが否定されてるようで。そう思うと正常とか異常とかって、バカみたいで、そんなもんに何の拠り所も無くて、僕は僕のまま、困窮したっていいんじゃないかって。家族もそれを望むと思うんだよな。だけど僕は、そんな中でも、まだまだ僕の知らないことなんか無限にあるんだし、生きるのも悪くないって思えるし、やっぱ思うように生きたいな。とりわけ今がすきだ。僕一人なら生きるのが恐かったりして、でも僕一人だから生きるのが恐くなかったりして。まだまだtakebonoは死ねないんだって思うのです。
軽井沢の夜に雨が降り、takebonoの長野合宿旅行は静かに終わってゆこうとしています。大学入学前に夢見たゼミ合宿というトレンド。今やもうそれは僕の中で一飲みに出来るくらいのもので終わりました。二度と無いし、二度と無くていいし、それでよかったのだと思います。合宿無事終了。
松本駅でH先生と別れた。感謝。そして篠ノ井線始発に乗り込んだ。昨日の狂乱宴の酒がまだガンガンに残ってて、すぐ寝た。寝とかなきゃまずい。3時間後にはゼミが始まる。部屋のハンガーに上着のシャツを忘れてきたことや、ビンゴ大会の景品を忘れてきたことも思い出したけど、そこで意識は途絶えた。
気づくと篠ノ井駅だった。やばっ…乗り換えなきゃ、と思った瞬間ドアが閉まった。降り遅れたー!久しぶりに寒気が走った。まずい…まずい…まずい…。せっかく奇跡的に起きれたのに…、せっかくH先生が始発に間に合わせてくれたのに…、軽井沢でTHと待ち合わせしてるのに…、僕はこんなしょぼいミスで全てぶち壊すのか。とにかく次の駅今井で降りたけど、焦ってた。こんな地方線で一本逃したってことは、完全に遅刻を意味したからだ。とにかく次の電車早く、って思ってたら、次の電車はそのまましなの鉄道に繋がってた。つまり篠ノ井で乗り換えるはずの電車はこれだったのだ。助かったー。僕は安心からまたそのまま寝た。
気づくともう目的地に着きそうだった。頭はまだクラクラしていた。宿のおばさんが握ってくれたおにぎりをかじる。美味しかったけどあまり胃に入っていかなかった。でも食べなきゃ。こんな僕のためにせっかく作ってくれたんだもんな。そして、いま食っとかなきゃ絶対にもたない。僕は必死こいておにぎりを口に詰め込んだ。今日で終わりだ。最後にもうひと頑張りだ。
中軽井沢にTHが車で迎えに来てくれていた。合宿地のホテルに向かう。豪華なホテルだった。着いた早々、ゼミが始まった。
僕の発表は出来が悪かったが、まずまず健闘した。皆に意見を求めて、あーだこーだ言われてもどうにもしっくりこない。結局、読んだ本だとか、問題関心だとか、それぞれ違うのだから、最終的な論立ての部分では、こんな風に議論してもしょうがないっつうか、適切な意見なんて誰も言えやしないように思えた。発表会の意義自体否定したくなったけど、先生のコメントが一番適切だった。それだけでもうよかった。
他の人の発表を聞いてる時間は苦痛だった。とにかく頭がクラクラするし、眠いし、死にそうだった。一日に全員やるなんて無理がある。集中力が続かない。これがSゼミとかだったらまた違うんだろうなあ。僕は今あまりボランティア主体だとか地域通貨だとかに興味が無いんだな。
昼御飯のとき、4年の連中と群れずに、3年生が多くいる席に座った。合宿だっつうのにいつものメンバーで群れてどーすんだ。3年と話したかった。3年にも面白そうな奴はいたけど、ソウルは揺れなかった。気は合いそうだけど。しかし3年生は明るいな。
夜までゼミが続き、やっと地獄から解放されて、部屋でぶっ倒れた。夕飯も、ゼミの連中とホント話すこと無い。つまんなかった。全く合わないんだな。やはり僕がクズだからだろうか。その後また部屋でぶっ倒れた。相部屋のYSは1年のときから知ってるけど、あまりすきじゃなかった。脳死なんだもん。そんなYSが唐突に政治の話を始めた。選挙行ったことないけどこれからは関心もとうかなって。各政党とりわけ共産党についてYSが語りだしたのには驚いた。ソウルは揺れなかったけど、YSを少々見直した。
夜は別館で飲み会で、あまり面白くない時間が延々と流れた。何話してもつまんなかった。疲れでイラついてたのかもしんない。先日までの松本合宿は、やはり多様な学部学科の集まりだったから面白かったんだな。何かこのSGゼミはノリが一定で、どうにも僕の入り込む隙間がなかった。そうなんだな、僕は隙間こそに居場所を見つけるクズだからだな。ハッキリそれがわかった。
先生がTA君に説教してた。卒業後どうすんのよって。耳が痛かった。人事じゃねえや。でも、何が正しいのかもわかんねえ。もし僕がクズでなければ、先生の言うことは正しいのだろう。頑張れるのかもしんない。でも、僕は人が思うような幸福が、どうしても心地よいものに思えなくて、そんな脳味噌にいつからかなっちまったようで。もし僕が正常だったら、結構いろんなもんが楽しかったはずだろって。みんなは、楽しいのかなあ生きてて。僕は結構いま生きてて楽しいのにな、それが否定されてるようで。そう思うと正常とか異常とかって、バカみたいで、そんなもんに何の拠り所も無くて、僕は僕のまま、困窮したっていいんじゃないかって。家族もそれを望むと思うんだよな。だけど僕は、そんな中でも、まだまだ僕の知らないことなんか無限にあるんだし、生きるのも悪くないって思えるし、やっぱ思うように生きたいな。とりわけ今がすきだ。僕一人なら生きるのが恐かったりして、でも僕一人だから生きるのが恐くなかったりして。まだまだtakebonoは死ねないんだって思うのです。
軽井沢の夜に雨が降り、takebonoの長野合宿旅行は静かに終わってゆこうとしています。大学入学前に夢見たゼミ合宿というトレンド。今やもうそれは僕の中で一飲みに出来るくらいのもので終わりました。二度と無いし、二度と無くていいし、それでよかったのだと思います。合宿無事終了。
takebono信州合宿旅行記2
2005年9月20日 旅行7時起床。なんて爽やかな朝だろ。早寝早起きって一番身体に良い感じがする。
午前中は、昨日に引き続きの研究発表。まず僕の班が発表を行った。出来はまずまず。あんなバラバラだったのを一つにまとめる作業が、僕は以外と得意なのかも。僕が必死こいて考えて作った発表の構成と章立ては高評価だったようだから。そういや去年のH先生の授業もやはりグループ発表系の授業で、C氏やDさんとか意識の高いメンバーを揃えて、プレゼンの構成と章立ては皆が色々持ち寄った中で僕の案がそのまま採用されたっけ。密かにあれは嬉しかった。僕の姿勢。誰の敵にも味方にもならないし、その人の魅力以上のひいきもしない。つまるとこソウルだからだ。僕はソウルでしか人に触れようとしてないのか。そして群れの外にいるとやっぱり中立に近く在れてるのかも。そのくせモチベーションが高いときは垣根をいつもより容易に越えるから。そして全員を活かしきることを考えてるからだ。そう思うとクズもいいもんだ。集団に埋没するとクズの輝きも無くなりそうで恐い。僕はやっぱりバラバラがすきなんだ。全くのバラバラの中で手を繋ぐことがすきなんだ。
TMの班は一番完成度が低かった。元凶のMZは態度も悪かった。TMがかわいそうだった。そんなこんなで研究発表会も無事終了。 全体的に見て、僕の班が一歩リードしている感じだ。だけど僕一人ではなかなか難しいものもある。
そして、えっ?また観光なの?
午後はバスで松本駅へ。車内でSNさんと話した。SNさんは地元で教採うけて、惜しいところまでいったみたいだ。公立といえどもコネが存在するという話や、試験の難しさや今後について。SNさんは期間を2年と区切って教職に挑戦し続けるらしい。この合宿では会計係で奮闘するSNさんは、とてもクールで大人に見える。 松本から大糸線で穂高という駅へ。車内ではMBさんと話した。MBさんは一見地味で内気で、でも僕が色々ふれば食らいついてきてくれた。こんな風に、初めての人とでもコラボできるのもバラバラのマイノリティーの魅力よ。機会に対して礼儀を尽くすこと。いつもそうだけど、この合宿中に一人一人全員のメンバーと話すことが目標。どこでソウルがヒットするかわかんないから。ソウルを引き出す。そのためにきてるんだ。 大王わさび農場という所までレンタサイクルでサイクリング。天気も超良くて最高だった。信州そばとわさびの葉のかき揚げを食べて超美味かった。わさびビールってのをTMと飲んだんだけど、なんかただの緑色のビールって感じだった。TM曰く「えっ?着色料?」takebono曰く「えっ?甘くないメロンソーダ?」 その後池を回ったり洞窟に行ったり、わさびソフトクリームやらわさびジュースやら、岩魚の塩焼きやら、バカみたいに観光産業に経済貢献して楽しんだ。
TMを先頭にナビをしながらサイクリングを続ける。のどかな風景が拡がる。心が落ち着いていった。コンサートホールを併設したワッフルの店で、コーヒー飲んで音楽聞いてまったりした。TMはワッフルをガツガツ食ってた。よく入るな。やっと研究発表も終わって解放された感じだな。 駅のそばの碌山美術館へ向かう。穂高生まれの彫刻家・荻原碌山の美術館。本で読んだり見たことある作品があった。 H先生と電話で時間交渉しながらギリギリまで観光を満喫。 観光中。気付くとMZが僕のそばに寄ってたりする。他に話す人もいなくて僕の近くに寄ってくるようだ。ホント僕はこんな風につきまとわれるの吐き気がするんだ。散策や鑑賞も一人が一番すきだし。近く寄るなコラと怒鳴りたかったけど、キレても不毛だからやめた。MZの話も度々鼻につく。クズの僕がそんなこと言えるわけもないけど、この人はあんますきになれない。
宿に戻ってTMと色々話した。こいつはノリがよく良い奴だ。Takebonoさんとこんなに話せるとは思わなかったよって、そりゃこっちのセリフだ。 夕飯後、みんなで花火をした。なんか夏の終わりを感じた。 明日の始発で軽井沢に向かわなければならない僕に、H先生は車で駅まで送ってやるよって。超助かる。感謝。そして朝食も食べれずに出発しなきゃならない僕に、旅館の人がおにぎりを握ってくれた。感謝。すげえ嬉しかった。
夕飯後は宴会場で大宴会。同じように合宿のはしごをしてたEBがやっと到着し、ゼミ一番の宴会王の到着に、場のテンションはかなり上がった。H先生がカラオケを要求し、場は一転カラオケ大会になった。O先生は娘が大好きなアンパンマンの歌を熱唱した。みんな喉がかれるまで歌った。ビンゴ大会も催され、EBが最下位になるまでに、狂ったように笑いをとり続けた。おいしすぎるなあいつ。場は完全に酔いが支配していた。明日早朝に僕は起きれるのかな。そして送ってやるとか言っておいてH先生は起きてくれるのかな。既に真っ赤になって畳に寝ころんでいるH先生を見て不安になった。明日の9時からもうSGゼミの卒論の中間発表会が始まるってのに、僕は日付が変わっても酒を飲み続けていた。
いいかげん宿の方からクレームがきてカラオケは中止になった。そりゃそうだよな。何時だと思ってんだ。だけど狂ったように大バカなノリで宴会場をうろつきまわるEBは特に変わる様子も無い。ほとんどの人と話した後で、EBと話した。僕と向かい合うと打って変わって教育論を延々と話しだしたEB。こいつ実はすげえ奴だった。「理想論だけど」って、でも、こういう人に教師になってほしいなと僕は思った。 僕はいつも人を早くに切っちまう。その反面教師として、こんな風に普段見れない顔やソウルを、身近な人から引き出せたことが嬉しいんだ。 EBがせっかく素敵な話をしてるのにそこにMZが絡んできて議論をふっかけてきた。こいつかき乱したいだけなんだ。SNさんは大人だから冷静に聞いてたけど、僕はすげえ居づらくてTMやAKと飲んでた。叩き付け合って跳ね返しあうだけの議論って苦手だ。僕はもっと他人のことを知りたいから。 SAさんやOYさんも打ち解けた感じでよかった。最後のほうにちょっと調子こいて笑ってたらMZが少しだけキレてた。TMがびびりながら笑った。「逆鱗に触れた」と。そして2時ころお開き。 その後部屋でTMとMZとで話した。なんだか去年のM先生のマッドドッグゼミについて延々と。でもMZは僕を評価してくれてるみたい。それはそれでうれしかった。
たくさんの人と話せたし、コラボしたし、また人と人を繋げ続けた。今日の僕はがんばった。 むちゃくちゃ眠くて、頭がグルグルして、そのまま寝た。2時半か、3時間後に起きれるかなあ。明日、卒論の発表なんてできそうもねえよ。
2日目終了。長野の夜は泥酔した若者たちを包んでいった。takebonoの夏ももう終わってゆく。それだけがリアルだった。
午前中は、昨日に引き続きの研究発表。まず僕の班が発表を行った。出来はまずまず。あんなバラバラだったのを一つにまとめる作業が、僕は以外と得意なのかも。僕が必死こいて考えて作った発表の構成と章立ては高評価だったようだから。そういや去年のH先生の授業もやはりグループ発表系の授業で、C氏やDさんとか意識の高いメンバーを揃えて、プレゼンの構成と章立ては皆が色々持ち寄った中で僕の案がそのまま採用されたっけ。密かにあれは嬉しかった。僕の姿勢。誰の敵にも味方にもならないし、その人の魅力以上のひいきもしない。つまるとこソウルだからだ。僕はソウルでしか人に触れようとしてないのか。そして群れの外にいるとやっぱり中立に近く在れてるのかも。そのくせモチベーションが高いときは垣根をいつもより容易に越えるから。そして全員を活かしきることを考えてるからだ。そう思うとクズもいいもんだ。集団に埋没するとクズの輝きも無くなりそうで恐い。僕はやっぱりバラバラがすきなんだ。全くのバラバラの中で手を繋ぐことがすきなんだ。
TMの班は一番完成度が低かった。元凶のMZは態度も悪かった。TMがかわいそうだった。そんなこんなで研究発表会も無事終了。 全体的に見て、僕の班が一歩リードしている感じだ。だけど僕一人ではなかなか難しいものもある。
そして、えっ?また観光なの?
午後はバスで松本駅へ。車内でSNさんと話した。SNさんは地元で教採うけて、惜しいところまでいったみたいだ。公立といえどもコネが存在するという話や、試験の難しさや今後について。SNさんは期間を2年と区切って教職に挑戦し続けるらしい。この合宿では会計係で奮闘するSNさんは、とてもクールで大人に見える。 松本から大糸線で穂高という駅へ。車内ではMBさんと話した。MBさんは一見地味で内気で、でも僕が色々ふれば食らいついてきてくれた。こんな風に、初めての人とでもコラボできるのもバラバラのマイノリティーの魅力よ。機会に対して礼儀を尽くすこと。いつもそうだけど、この合宿中に一人一人全員のメンバーと話すことが目標。どこでソウルがヒットするかわかんないから。ソウルを引き出す。そのためにきてるんだ。 大王わさび農場という所までレンタサイクルでサイクリング。天気も超良くて最高だった。信州そばとわさびの葉のかき揚げを食べて超美味かった。わさびビールってのをTMと飲んだんだけど、なんかただの緑色のビールって感じだった。TM曰く「えっ?着色料?」takebono曰く「えっ?甘くないメロンソーダ?」 その後池を回ったり洞窟に行ったり、わさびソフトクリームやらわさびジュースやら、岩魚の塩焼きやら、バカみたいに観光産業に経済貢献して楽しんだ。
TMを先頭にナビをしながらサイクリングを続ける。のどかな風景が拡がる。心が落ち着いていった。コンサートホールを併設したワッフルの店で、コーヒー飲んで音楽聞いてまったりした。TMはワッフルをガツガツ食ってた。よく入るな。やっと研究発表も終わって解放された感じだな。 駅のそばの碌山美術館へ向かう。穂高生まれの彫刻家・荻原碌山の美術館。本で読んだり見たことある作品があった。 H先生と電話で時間交渉しながらギリギリまで観光を満喫。 観光中。気付くとMZが僕のそばに寄ってたりする。他に話す人もいなくて僕の近くに寄ってくるようだ。ホント僕はこんな風につきまとわれるの吐き気がするんだ。散策や鑑賞も一人が一番すきだし。近く寄るなコラと怒鳴りたかったけど、キレても不毛だからやめた。MZの話も度々鼻につく。クズの僕がそんなこと言えるわけもないけど、この人はあんますきになれない。
宿に戻ってTMと色々話した。こいつはノリがよく良い奴だ。Takebonoさんとこんなに話せるとは思わなかったよって、そりゃこっちのセリフだ。 夕飯後、みんなで花火をした。なんか夏の終わりを感じた。 明日の始発で軽井沢に向かわなければならない僕に、H先生は車で駅まで送ってやるよって。超助かる。感謝。そして朝食も食べれずに出発しなきゃならない僕に、旅館の人がおにぎりを握ってくれた。感謝。すげえ嬉しかった。
夕飯後は宴会場で大宴会。同じように合宿のはしごをしてたEBがやっと到着し、ゼミ一番の宴会王の到着に、場のテンションはかなり上がった。H先生がカラオケを要求し、場は一転カラオケ大会になった。O先生は娘が大好きなアンパンマンの歌を熱唱した。みんな喉がかれるまで歌った。ビンゴ大会も催され、EBが最下位になるまでに、狂ったように笑いをとり続けた。おいしすぎるなあいつ。場は完全に酔いが支配していた。明日早朝に僕は起きれるのかな。そして送ってやるとか言っておいてH先生は起きてくれるのかな。既に真っ赤になって畳に寝ころんでいるH先生を見て不安になった。明日の9時からもうSGゼミの卒論の中間発表会が始まるってのに、僕は日付が変わっても酒を飲み続けていた。
いいかげん宿の方からクレームがきてカラオケは中止になった。そりゃそうだよな。何時だと思ってんだ。だけど狂ったように大バカなノリで宴会場をうろつきまわるEBは特に変わる様子も無い。ほとんどの人と話した後で、EBと話した。僕と向かい合うと打って変わって教育論を延々と話しだしたEB。こいつ実はすげえ奴だった。「理想論だけど」って、でも、こういう人に教師になってほしいなと僕は思った。 僕はいつも人を早くに切っちまう。その反面教師として、こんな風に普段見れない顔やソウルを、身近な人から引き出せたことが嬉しいんだ。 EBがせっかく素敵な話をしてるのにそこにMZが絡んできて議論をふっかけてきた。こいつかき乱したいだけなんだ。SNさんは大人だから冷静に聞いてたけど、僕はすげえ居づらくてTMやAKと飲んでた。叩き付け合って跳ね返しあうだけの議論って苦手だ。僕はもっと他人のことを知りたいから。 SAさんやOYさんも打ち解けた感じでよかった。最後のほうにちょっと調子こいて笑ってたらMZが少しだけキレてた。TMがびびりながら笑った。「逆鱗に触れた」と。そして2時ころお開き。 その後部屋でTMとMZとで話した。なんだか去年のM先生のマッドドッグゼミについて延々と。でもMZは僕を評価してくれてるみたい。それはそれでうれしかった。
たくさんの人と話せたし、コラボしたし、また人と人を繋げ続けた。今日の僕はがんばった。 むちゃくちゃ眠くて、頭がグルグルして、そのまま寝た。2時半か、3時間後に起きれるかなあ。明日、卒論の発表なんてできそうもねえよ。
2日目終了。長野の夜は泥酔した若者たちを包んでいった。takebonoの夏ももう終わってゆく。それだけがリアルだった。
takebono信州合宿旅行記1
2005年9月19日 旅行
夜中の2時まで、レジュメを作ってた。ゼミ合宿のはしごだから、まとめなきゃならないレジュメも2つ。松本での教職ゼミの授業研究発表用レジュメと、軽井沢での学部のゼミの卒論の中間発表用レジュメ。連日がんばったけど結局出来は悪かった。そして体調も悪くすげえきつかった。でもこれが出来てないと合宿行ってもどうしようもないので、何とか形にして就寝。
3時間寝て、5時に起きて、準備して、慌ただしく出発。新宿から7時発の高速バスで3時間かけて松本へ。そういえば大学1年のときサークル合宿でもこのターミナルの高速バスを使ったっけ。あれは酷い合宿だったな。サークルをやめる大きな要因になったっけ。今回の合宿では、どれくらい僕はキレちまうんだろ。あの手の集団行動はもうホントに大嫌いで。イラついて。散れ、って叫びたくなるほど。だけど、少しだけ、今回ソウルのコラボを期待してたりして。モチベーションはまずまず。
10時に松本到着。集合時間は14時なので、当然ながら誰の姿も見えない。合宿始まったら観光どころじゃないと初めから狙っていたtakebonoさん。だからこそ夜のうちにレジュメ完成させとく必要があったのさ。さあ、14時まで松本観光すっぞ。 松本を歩く。長野県は寒いと思ってたのに、汗がにじむくらい暑い。まず市立美術館で「草間彌生展〈魂のおきどころ〉」を鑑賞。まさにソウル。これがソウル。こういうの、兄に見せてやりたかったな。 その後また歩いて、あがたの森公園でまったり。松本市旧司祭館だとか旧制高等学校記念館だとか色々散策した。100円バスで駅に戻ると何人かゼミメンバーに会えたので、モスで時間を潰してコンビニでレジュメをコピーしたりした。そして駅で集合。前日に行かないかもとか言ってたMZさんもちゃんときてた。H先生とO先生の最強タッグの引率で、とうとう合宿が始まりました。
よしがんばるぞと気合入れてたら、まず観光しようとかって、松本城と開知学校を観光。はあ?そういえば僕らは合宿の詳細とか何も聞いてなかった。「調査実習」としか。松本上の天守閣で最高の眺めを満喫しながら、これが調査実習かなあとか思ったり。
旅館で温泉に入ったり、食事のときは「ちょっと湿らす」とかって、きっちりビールをいただいたり、まったく慰安旅行。いつ勉強するんだ?とか思いつつも僕は思い切り楽しんでやった。学部も学年もバラバラのメンバーと触れ合うのは楽しかった。個でありながら繋がれるような、この感覚や雰囲気、こういうのが一番すき。
その後、酒が入り多少だるそうなH先生を中心に、研究発表会が行われた。まず先行した2つのグループはまずまずだったが準備不足が伺え、しかし健闘はしていた感じ。結局僕のともう1つのグループの発表は明日に持ち越された。打ち合わせと発表内容の確認をした後、一番広い男部屋で軽く飲み会を提案し開催。でも皆疲れとまだ様子見的な感じであまりコラボできなかった。僕とTMがせっかく女子部屋から女の子連れてきたのに、気を使う奴もいなくて、酒も充分入らないままに明日に備えおひらき。まあでもこの時間は明日への布石なのだ。最初からわかってたさ。 TGが急病でこれなくなったため、TMのグループのメンバーはあのMZさんだけだ。しかしMZとTGは噂以上の犬猿に近いライバル関係だったからかえってよかったかと思ってたけど、SHさんもこれなかったため、MZと2人で発表を作らなきゃなんないTMがかわいそうだった。部屋の隅で近寄りがたい雰囲気で二人は議論してた。このグループは崩壊直前だなと思った。後でTMが笑いながらMZについての愚痴をこぼしてきた。あまり柔軟に人と向き合わないMZの姿勢は、僕だって見てて少しいらついてた。がんばって本とか読んで調べてきたTMに対して礼儀を尽くすならば、徹底して議論に協力して、研究発表の質を上げてくことだろ。否定し批判しておいて自分は向き合わないで、なげやりな態度をとったり、TGのせいにしたりするのは、見ててあまり気持ちいいもんではなかった。やっぱグループワークって難しいのだ。
こうして一日目が終了。少しだけ発表内容を一人でまとめてから、久しぶりにしっかり寝た。部屋はTMとSNさんと僕とで3人同室だったけど、10人くらい寝れるほど広く、快適だった。2人ともいびき薬を使ってたけど全く役に立ってなくて…でも気になんなかった。久しぶりのまともな睡眠に、体は正直だったみたいだ。 明日に発表を控えて少し胸が高鳴った。takebonoの今年の夏は長野で締めくくられようとしている。
3時間寝て、5時に起きて、準備して、慌ただしく出発。新宿から7時発の高速バスで3時間かけて松本へ。そういえば大学1年のときサークル合宿でもこのターミナルの高速バスを使ったっけ。あれは酷い合宿だったな。サークルをやめる大きな要因になったっけ。今回の合宿では、どれくらい僕はキレちまうんだろ。あの手の集団行動はもうホントに大嫌いで。イラついて。散れ、って叫びたくなるほど。だけど、少しだけ、今回ソウルのコラボを期待してたりして。モチベーションはまずまず。
10時に松本到着。集合時間は14時なので、当然ながら誰の姿も見えない。合宿始まったら観光どころじゃないと初めから狙っていたtakebonoさん。だからこそ夜のうちにレジュメ完成させとく必要があったのさ。さあ、14時まで松本観光すっぞ。 松本を歩く。長野県は寒いと思ってたのに、汗がにじむくらい暑い。まず市立美術館で「草間彌生展〈魂のおきどころ〉」を鑑賞。まさにソウル。これがソウル。こういうの、兄に見せてやりたかったな。 その後また歩いて、あがたの森公園でまったり。松本市旧司祭館だとか旧制高等学校記念館だとか色々散策した。100円バスで駅に戻ると何人かゼミメンバーに会えたので、モスで時間を潰してコンビニでレジュメをコピーしたりした。そして駅で集合。前日に行かないかもとか言ってたMZさんもちゃんときてた。H先生とO先生の最強タッグの引率で、とうとう合宿が始まりました。
よしがんばるぞと気合入れてたら、まず観光しようとかって、松本城と開知学校を観光。はあ?そういえば僕らは合宿の詳細とか何も聞いてなかった。「調査実習」としか。松本上の天守閣で最高の眺めを満喫しながら、これが調査実習かなあとか思ったり。
旅館で温泉に入ったり、食事のときは「ちょっと湿らす」とかって、きっちりビールをいただいたり、まったく慰安旅行。いつ勉強するんだ?とか思いつつも僕は思い切り楽しんでやった。学部も学年もバラバラのメンバーと触れ合うのは楽しかった。個でありながら繋がれるような、この感覚や雰囲気、こういうのが一番すき。
その後、酒が入り多少だるそうなH先生を中心に、研究発表会が行われた。まず先行した2つのグループはまずまずだったが準備不足が伺え、しかし健闘はしていた感じ。結局僕のともう1つのグループの発表は明日に持ち越された。打ち合わせと発表内容の確認をした後、一番広い男部屋で軽く飲み会を提案し開催。でも皆疲れとまだ様子見的な感じであまりコラボできなかった。僕とTMがせっかく女子部屋から女の子連れてきたのに、気を使う奴もいなくて、酒も充分入らないままに明日に備えおひらき。まあでもこの時間は明日への布石なのだ。最初からわかってたさ。 TGが急病でこれなくなったため、TMのグループのメンバーはあのMZさんだけだ。しかしMZとTGは噂以上の犬猿に近いライバル関係だったからかえってよかったかと思ってたけど、SHさんもこれなかったため、MZと2人で発表を作らなきゃなんないTMがかわいそうだった。部屋の隅で近寄りがたい雰囲気で二人は議論してた。このグループは崩壊直前だなと思った。後でTMが笑いながらMZについての愚痴をこぼしてきた。あまり柔軟に人と向き合わないMZの姿勢は、僕だって見てて少しいらついてた。がんばって本とか読んで調べてきたTMに対して礼儀を尽くすならば、徹底して議論に協力して、研究発表の質を上げてくことだろ。否定し批判しておいて自分は向き合わないで、なげやりな態度をとったり、TGのせいにしたりするのは、見ててあまり気持ちいいもんではなかった。やっぱグループワークって難しいのだ。
こうして一日目が終了。少しだけ発表内容を一人でまとめてから、久しぶりにしっかり寝た。部屋はTMとSNさんと僕とで3人同室だったけど、10人くらい寝れるほど広く、快適だった。2人ともいびき薬を使ってたけど全く役に立ってなくて…でも気になんなかった。久しぶりのまともな睡眠に、体は正直だったみたいだ。 明日に発表を控えて少し胸が高鳴った。takebonoの今年の夏は長野で締めくくられようとしている。
バッドコンディショニング
2005年9月18日朝起きてボーっとしながら昨日の後片付け。いつもこの時間が無意味にすき。無心になれるからかな。
その後、二日酔いのままサッカーへ。全く体が動かなかった。選手として、体調管理には気をつけよう。選手として、地域ゴミュニティーフットサルクラブR−SOMAの今後の展望を憂う。そろそろ新しいビジョンがほしいな。そして、規約の見直しを含む、選手会議を近日中に開くことが決まりました。まあうちで飲み会兼で。つうか飲み会で。 なんか、新メンバーが増え、コミュニティーは拡大したはずなのに、活動が停滞してるのはなぜなんだ?まあでも詳しい話は飲み会で。そう、飲み会で。 そして最近胸トラップの調子がいい。そして、浮いたボールをヘッドでいくか、ボレーでも浮かせるか地面に落とすか、そんなことを瞬時に判断する余裕が出てきた感じ。でも狙い通りにはなかなかいかないけど。
明日から合宿。ここんとこ連日の睡眠不足や飲酒やらで、体調はガタガタ。なんとか乗り切ろう。発表用のレジュメもまるで出来が悪い。借りてきた本の半分も読めなかった。きついな。
てわけで明日から長野。松本と軽井沢。4日後に、帰ってから更新します。
その後、二日酔いのままサッカーへ。全く体が動かなかった。選手として、体調管理には気をつけよう。選手として、地域ゴミュニティーフットサルクラブR−SOMAの今後の展望を憂う。そろそろ新しいビジョンがほしいな。そして、規約の見直しを含む、選手会議を近日中に開くことが決まりました。まあうちで飲み会兼で。つうか飲み会で。 なんか、新メンバーが増え、コミュニティーは拡大したはずなのに、活動が停滞してるのはなぜなんだ?まあでも詳しい話は飲み会で。そう、飲み会で。 そして最近胸トラップの調子がいい。そして、浮いたボールをヘッドでいくか、ボレーでも浮かせるか地面に落とすか、そんなことを瞬時に判断する余裕が出てきた感じ。でも狙い通りにはなかなかいかないけど。
明日から合宿。ここんとこ連日の睡眠不足や飲酒やらで、体調はガタガタ。なんとか乗り切ろう。発表用のレジュメもまるで出来が悪い。借りてきた本の半分も読めなかった。きついな。
てわけで明日から長野。松本と軽井沢。4日後に、帰ってから更新します。